わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

競ったゲームがホームランで決まってしまう問題



E0−2B

裏目...

なんでいつもこうなるの?。延長11回表の守備。2アウト1塁、バッターは左の森友哉。2アウトをとった安楽に代えてマウンドへ鈴木ソラを送った。ま、石井ならそう来るよね、という継投だ。しかし、これが大誤算、よりによって一番避けたかったホームランを献上してしまう。なんかわざわざホームラン打たすために代えたような継投に見えてしまうから面白くない。
安楽から鈴木ソラにスイッチしたのは一発警戒などという消極的理由ではない。それなら申告敬遠が一番確実だ。ソラへは完全に森を打ち取るつもりで代えている。意外と強気の試合運びをするのが石井流なのだ。それなのにそれがいつも〈最悪な結果〉になってしまう。ベテランピッチャーを信じての続投が裏目の逆転ホームランになり、左の強打者対策でスイッチすれば決勝2ランになり...。もってなさすぎだぞ、石井ぃぃぃ…。

「ここで一発は絶対避けたいよなあ...」という展開で強打者を迎えたときは、あれこれ考えずにスパッと申告敬遠でいいと思う。それが一番の安全策であり、負けないための作戦であることがここ数試合で身にしみて分かった。

無四球...

それはそうと、ゲームの結果とは別に、先発の藤平がよかった。7回96球6安打無失点、なにより無四球で投げ切ったのは奇跡の進歩といっていい。ボールの強さは荘司といい勝負だし、いや、それ以上かもしれない。
ベテラン偏重の投手起用で若手が育っていないというのは前から言われてきたことだが、藤平なんかはもっと使ってやれば良くなっていたような気がする。今回も早川の離脱がなければ藤平の登板自体があったかどうか。やっぱ育成の問題だな。ま、この問題は少し大きすぎる。

当面の問題は、競ったゲームが〈ホームランで決まってしまう問題〉である。これに有効な作戦はやっぱり敬遠しかない。勝負を避けるという戦い方はあっていい。いい加減、学習してくれ。

念じるな

ホームランなんてそうそう出ないだろうという場面でホームランがたびたび出ているから、だんだん「それが普通...」の感覚になってきた。対戦チームのファンが「イーグルス戦だからもしかするとあるぞ...」と思い、イーグルスファンは「ホームランだけは勘弁....」とか思う。球場全体が「一発あるぞ(あるかも)」と念じるせいで現実になっているような気がしないでもないw。思考は現実化するのだ。