わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

勝てたゲームだったと思う...。

L4−4E

田中を特別扱いしたわけじゃあるまいな...

先発・田中を5回52球4失点でなぜか引っ込めて、延長12回まで、7人のピッチャーをつぎ込んでようやく引き分けた。

田中は例によって一発病での4失点、なぜかいつもランナーを出してからの一発なので食らったのは2発だが4失点。いわゆる「一粒で二度おいしい」失点スタイルが余計だ。

中村には前回も同じところ(インハイ)を打たれた記憶があるが記憶違いか。打たれたときのインパクトが強すぎるから、あそこはゾーンのような印象があるが、中村のときは不思議とあそこの配球を要求してやられている。もう少し強いボールの想定なのかもしれない。結果が裏目なのは、田中の衰えか、はたまた40歳・中村剛也の好調さか。

(このライオンにまたやられてしまった...)

それにしても田中の52球での降板は意外だった。ピッチング内容はそこまで悪いとは思わなかった。どこかに違和感を感じたというようなことでなければいいのだが。岸が抹消され、田中も...では、泣くに泣けない。
…と思う一方で、今のイーグルスに7人ものピッチャーをつぎ込む余裕があるのか、田中、岸といった高給取りには、やはりそれだけの仕事はしっかりしてもらわないと困る、…というのもある。

石井と小山にはそこらへんの采配、ケアーをうまくやってほしいね。でないと、若いリリーフ陣の負担と不満は膨らむ一方に違いない。それでなくても、年俸満足度ワースト1なんだから。

あそこはフランコだろ?

最近、石井采配が当たっているように見えることが増えてきた。昨日のゲームだって、代打攻勢で同点まで追いついたときは、これまでとちょっと変わった印象を受けた。

ただ、なかなか勝ち越すところまでいかない。もうひと押しが足りない。石井監督が「瞬発力」という言葉を以前よく使っていたと思うが、昨日のゲームの延長戦に入ってからの攻撃にそれを見たかったね。

例えば10回表の2アウト1、3塁で村林のところ、あそこは代打だろうと思った。なぜフランコを使わないのか意味不明。2軍で調整させるわけでもなく、ベンチに置いておくくらいなら、あそこで使わない手はない。少なくとも、いや絶対に、村林よりは得点確率が高いはずなのだ。

それから12回表の先頭。カズキを打席に送ったが、あそこも代打だろう。同点にした8回表の代打攻勢とは打って変わり、延長に入ってからいやに消極的だったね。真っ白なイニングのトップバッター、相手は残り物のピッチャー、あの場面こそフランコを出す絶好のタイミングだと思ったが、石井監督は動かなかったね。

まずは得点、守りはその次に考える。複数ポジションはそのためじゃなかったのか。あの場面での「瞬発力」とはそういうことじゃないのかなあ...。

ムラバヤシとカズキは変わらんなあ...

村林やカズキを見ていると、もう少し抵抗してくれよ、と毎回思う。エイヤーの運任せの打席になってないか。初球打ちをよく見るが、うまく行った記憶がない。もう少しじっくり、しっかり攻略することに集中してほしい。ライオンズのマスクをかぶった育成上がりの古市の打席を見ていたら一層その思いが強くなったよ...。

石井起用・采配には「チャンスは平等に与える」というこだわりがあるように思うが、この2人にも打席のチャンスを与えるつもりなら、この2人に求めるところのポイントについてもう少し選手本人と具体的に話し合ってほしい。守備固めのニーズは果たしている。攻撃での生かし方についてということだ。もっと嫌らしい攻め方がこの2人にはできると思うし、攻撃で活かすにはもはやそこしかないでしょ...。それができないとすれば、それこそ職を失うだけである。