全セ1−8全パ
バウアーは見れず、代わりにマー君が見れた
私の中のオールスター戦は、ペナントレースと関係のない、ただの〈お祭り騒ぎ〉という位置づけなので、普通は観戦しないのですが、今回は全セに選出されているバウアー投手が見たくて、とりあえずテレビ中継は流していました。結局、出ませんでしたね、残念....。
その代わりと言ってはなんですが、田中将大が全パの3番手として登板しました。佐々木朗希、山本由伸に続く3番手。自身、オールスターのマウンドはアメリカに渡る直前の2013年以来らしいので、10年ぶりだったようです。
佐々木も山本もさすがのピッチングで、〈お祭り騒ぎ〉とはいえ、この2人からのリレーは、田中にとってはやや投げづらい部分があったかもしれません。しかし、そこはさすがのマー君。前の2人よりも球数少なく3人でピシャリと抑えます。貫禄のピッチングでしたね。見ているこっちはなぜかホッとしましたw。
本気
これはピッチャーを見ていて感じたことですが、(オールスター)初選出のピッチャーほど遊び感覚で(というか、本気じゃない風を出しつつ)投げているように見えたのは気のせいでしょうかw。
田中などはペナントレースとほぼ変わらない、やや緊張した面持ちでピッチングに入っていたのが印象的でした。ま、打ち取ったあとは満面の笑顔でマウンドで降りてくるのですが、そこは普段もそんな感じなので。
オールスター戦、しかも1イニング、...と分かっていても決して手を抜くピッチングはしない。逆に本気で投げている、そこにプロ意識を感じましたね。
それに比べ、初選出だったピッチャーの何人かは、打たれたマウンドでヘラヘラ笑っていたり、スローカーブを連投したり、何か、「本気じゃないよ」感を全面に出していたような印象を受けました。ま、ゲームを楽しんでいるという意味では正解なのかもしれませんが、やや違和感がありました。
リーグを代表する強打者、好打者を相手にするわけですから、結果(勝敗)は度外視でいいとは思いますが、いろいろな意味で真剣勝負しないのは勿体ないなあと思った次第です。あくまで私の個人的な感想です。
ちなみに、ゲーム後の田中のコメントによると、今回の登板では全球種投げたようです。よい感覚も掴んだようで、後半戦への調整に生かしたいと結びました。これですね。