わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

しょっぱいゲーム

B2−1E

「しょっぱい」には「塩辛い」という意味のほかに「情けない、恥ずかしい」という意味がある。昨日のゲームを「情けない、恥ずかしい」と切り捨てるつもりはないが、ちょっと「しょっぱい」ところはあったなあ...と。

しょっぱいところ1

やっぱり同点に追いつかれた7回の失点だな。早川からスイッチした鈴木翔天には、「おぉっ…、少し大人になったな」というピッチングを見せて欲しかった。
いや、ときどきは「おおぉッ」というピッチングを見せてくれるのだ。しかし、同じくらいときどき、がっかりするくらい「もったいない」ピッチングもする。
あれだけ力のあるボールを持っているのだから、真っ向勝負でいいのに、先頭をいきなり四球で歩かせてしまうって信じられない。
打たれたならまだ良いのだ。カウントを悪くして自分からわざわざ0アウト1塁の場面を作ってスタートさせるってあり得ないでしょ。たったの1点リードという場面だよ。どうかしている。
で、結局、失点...。同点だ。
さらにはタイムリーを打たれた頓宮には0ボール2ストライクと追い込んで完全にピッチャーカウントだった。今度はストライクゾーンでバッターと駆け引きする必要がまったくなかったところだ。ところが、ストライクゾーンに投げて打たれてしまう。
ストライク先行で攻めるべきトップバッターにはボール4つで歩かせ、慎重に攻めるべきところ(ボール勝負で良いとき)でストライク投げてタイムリー打たれるってかなりしょっぱいぞ。
〈たられば〉のようでそうじゃない。ピッチングに入るときの気持ち(意識)の持ちようなのだ。
キャラ的なことでどうしようもないことではあるが、ソラには西武の今井達也のような豪快さ大胆さが欲しい。ポテンシャル的には彼と遜色ないし、いや、彼以上のものを持っている(ま、今井のメンタルがあれば既に先発をやってるな、きっと...)。ロン毛にしてイメチェンもいいか。内ではないが、まずは格好からはアリだw。


しょっぱいところ2

あと田嶋大樹を打てなすぎなところ。これで9連敗って、プロとしてどうよ。まったく攻略できないって、ほとんどプロじゃないから。
ほかのチームもみな田嶋を苦手としているなら、話はわかるが、そうじゃないだろ。田嶋の昨シーズンの成績をチェック、9勝3敗か...。思ったより勝ってるな。防御率も2.66って、うちに来たらエースじゃないか...。
ま、それはいい。それにしても、これだけ情報処理が進んでいる時代に9回やって一つも負けを付けられないって逆にどうしたらそうなるか聴きたいくらいである。

以上、早川隆久が良かっただけに勝たせてやりたかった。今日の先発は藤平。いよいよ同世代ローテの時代が来るか。直前で思い出すのは田中将大塩見貴洋の同世代。今度の同世代は定着させたい。