わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

勝てるゲーム展開だったが、最後はサヨナラ負け...。

F4☓−3E

やはりBとHは違うくさい...

開幕を田中将大で勝てたのは予定どおりで良かったけれど、連勝とはいかなかった。同じく開幕勝利をあげた優勝候補の2強、オリックスソフトバンクはともに連勝だったから、やはりこの2チームは別格くさいなあ...とか思ったり。

攻撃陣は自分の仕事をしろ

いずれにしても、昨日は負け方が最悪だった。そもそも四球7個も出している先発からたった1点しか取れないって、どんだけ拙攻だったかということだ。
自分の役割をしっかり実践していたのはピッチャー陣だけ。攻撃陣はなんとちぐはぐだったことか。同点2ランを打った辰己だって、あれは結果オーライだっただけ。もっと出塁することに専念しなきゃ。まるでクリンナップのような打席になっている。一発のある先頭打者といえば聞こえはいいけど、それはトップバッターとしての仕事をしてからの話である。先頭打者としては、小深田の方が適任じゃないかと思いながら見ていた。
浅村も相変わらず出口のないトンネルの中に入ってしまったようで、今や「守備の人」という呼び名は辰己じゃなくて浅村にこそ当てはまる。WBC一次ラウンドのときの村上を思い出していた。
しかし、WBCでの村上と違うのは、村上がチーム内の若手選手の筆頭だったこと。周りの先輩格から声をかけられ見守られていたからまだ救われる部分があったように思う。それに対して浅村はチーム内では別格の大物、しかもキャプテンときている。人一倍責任感が強い彼のこと、一人でいろんなものを背負い込まないかと心配である。というか、すでに背負い込んでいる(彼一人が打率0.00)から見ていて重苦しい。早く一本(どんな形でもいいから)出てくれることを祈るしかない。


瀧中はよかった

先発の瀧中は良かったと思う。ピッチングのときのテイクバックがコンパクトになったが、よくぞフォーム改造に挑戦したと先ずはそこを褒めてやりたい。ダルビッシュや大谷なども同じような投げ方だった。いま流行りの投球フォームなのか。そこらへんのところはよく分からないが、おそらく多くのメリットを追及した末の投げ方なのだろう。それが瀧中にはハマっていたように思う。たとえば抜け球が少なくなった、打者もタイミングがとりづらそうだった。このまま磨きをかけていけば瀧中の良さがさらに出てくるはず。先にも書いたが、何よりもフォーム改造に取り組んで実践したところの勇気と必死さを讃えたい。彼の今シーズンにかける気持ちはそれだけ強いということだ。

伊藤茉央は開き直れ

残念だったのは、伊藤茉央。6回に同点に追いつかれて迎えた7回裏での登板だった。見ていて気の毒になるくらい、完全に舞い上がっていた。直前のオープ戦での登板が一つのアウトも取れずに降板していたから、次の登板がポイントになると思っていたが、それは本人が一番自覚していたことだったに違いない。緊張しすぎて地に足がついている感じのピッチングではなかった。
昨日のマウンドさばきを見る限り、開き直れるタイプでもなさそうだ。あのメンタルでは緊迫した場面でマウンドへ送り出すにはかなり勇気がいるな...。それにしても開幕第2戦で出してきたか...という感じ。石井監督は相当期待しているのだと思うが、期待が大きすぎて、ほろ苦いデビュー戦になってしまった。石井監督のことだから、あと1回くらいはチャンスを与えるだろう。そこが分かれ目だな。

藤平登場

日ハムは好打者・松本が好調で、若き4番・野村、ブレークしそうな5番・清宮といったところが軒並みいい仕事をし始めている。火がつくとやばい打線は、第2戦で着火しちゃった感じもあるので、今日の先発・藤平がこれをどう止める(消せる)か。または止める気迫で投げられるか、楽しみでもあり、注目もしたい。
相手の先発はルーキー。富士大出身というから、鈴木翔天の後輩に当たるわけだ。攻撃陣は「初物に弱い」などとシレーっと言ってる場合じゃないぞ、気合い入れていけ!。...ということで、勝ち越して仙台へ帰る、これが至上命令である。