契約更改でのコメントが話題になっていた島内だが、
そのコメントについて謝罪したことがネットニュースで流れていた。
そっかぁ、謝ったんだあ...島内。
島内の心情はものすごーくよく分かると先日のブログに書いた。
www.washilog.com
分かるけど、
(あの発言は)プロ野球の世界では「掟破り」だったということだろう。
成績に関係なく選手の身分が保証される複数年契約。
これを結んだということは、
選手にとっては、安定した選手生活が保証されたのであり、
球団にとっては、島内の将来性に賭けたということ...だったわけだ。
それが、思った以上の成績を残せたことで、
ちょっと欲が出てきてしまった。
...というわけでもないと思うが、
前のブログにも書いたとおり、
やはり他のチームメイトとのバランスというのが、
モチベーションの面で引っかかってきたのだと思う。
だから、島内の気持ちはよくわかる。
けど、「それを言っちゃあおしまいよ...」ってなもんで、
球団との交渉の場でなら、本音をぶつけるのもアリだったが、
そのあとの会見の場で披露しちゃったのはいかにもまずかった。
それに、
「違うユニホームを着てプレーしたい気持ちも少なからず出てきた。」
というコメントも余計だった。
本音は
自分の力を他所でも試してみたくなった…
他のチームの評価を聴いてみたい...
ということだったはず。
それが、
うがった見方、聞き方をすれば、
「違うファンのもとでプレーしたい気持ちも少なからず出てきた。」
というコメントにもとれる。
おいおい、島内よ、それはないだろう....。
球団だけじゃなくて、
そう思ったイーグルスファンだっていたかもしれない。
(俺は思わなかったけどw)
ということで、島内は謝罪した。
「本当にファンのみなさんにも申し訳ないなという気持ちが今は強い」
というコメントは、「浮気をしたい」とほのめかしたことへの反省の弁だろうw。
ま、島内が本音と建前を使い分けられるほど器用な人間でないのは見ていればわかる。
本音の部分が分かった上で、私は許すよw。
というか、もともと怒ってなかったし。
それよりも、私は島内の本音の部分が聞けてよかったと思っている。
それに、複数年契約と選手のモチベーションの問題は、
悩ましい問題であるのも事実だ。
石井監督はスニーカーやらなにやらでいろいろ工夫してはいるが、
根本的な解決にはなっていない。
ま、球団が何か考えるだろう。
ということで、楽天ファンからすれば、
今回のことは島内への「貸し」である。
どういう「貸し」かというと、
FA行使できる段階になったとき、
高額年俸でもなんでもいいから、
複数年契約をイーグルスと結んでくれることw。
もちろん、球団もファンもみなそれを望むくらいの
文句なしの実績を残していることが前提での話だ。