完全防寒は年明けからだろうと呑気に構えていたが、
そんなことも言ってられないくらい冷えた月曜日。
火曜日の出勤、前日の冷え具合が半端なかったので、
我慢できずにとうとうアノラックを引っ張り出した。
アノラックとは、フード付きの防寒ウエアのことである。
見た目は重厚でちょっと大袈裟な印象もあるが、
ダウンなので着心地はいたって軽快。で、温かい。
今までの秋冬防寒ウェアとはぜんぜん違う。
寒さは足元も同様だった。
ただ、こちらは防寒というより防滑、
つまりスリップ転倒防止だな。
歩道や車道にまだ積雪はないが、月曜の朝は路面が凍結していた。
もう、つるつるテカテカだった。
いつもどおりスニーカーで出かけたのはいいが、
凍結した路面にスニーカーでは無理があった。
慣れているとか慣れてないの問題ではない。
ようするにスケートリンクを夏タイヤの車で走るようなものだ。
と言っても、だれも経験がないから分かるはずないか...。
とにかく、地元人間の私でさえ危うく転倒しそうになること2回。
ほんとにあぶなかった...。
こうなったら、やむをえない。
足元も完全対策、火曜に冬用のブーツを引っ張りだした。
雪中を歩くわけではないから、長靴ではなくて普通の冬用ブーツだ。
丈は少し短いが、靴底が冬仕様、つまり滑りにくい。
雪道だったら雪を噛んでもっと性能を発揮するところだが、
路面凍結でも、十分に威力を発揮した。ほとんど滑らない。
ぜんぜん違うよおぉ...、安心感が。
そして水曜、今日あたりは、寒波もいったん緩む予報のようだが、
(と言っても、最高気温は一桁台である。)
この防寒・防滑対策による温かさと安定感を知ったからにはもう元には戻れない。
着ていて暑いと感じるくらいの陽気になれば話は別だが、
もう、それはないだろうw。
問題は年明けに更に寒さが本格化したときの防寒対策である。
今、この快適さに慣れてしまったら、年明けの寒波に立ち向かえるだろうか…。
ま、それはそのとき考えよう。防寒グッズはいろいろある。