わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

開幕投手が今季ようやく初勝利...

ホークス9安打、イーグルス5安打だから、数字的にはホークスが押していたゲームでしたが、結果はイーグルスの勝ち。ホークスは5回表に5連打の猛攻を見せますが、雨のぬかるみなどで思うような進塁ができずに1点止まり。コールドゲームという展開もそうですが、雨にも助けられたラッキーな1勝になりました。

先発はコロナ明けの則本、開幕以来1ヶ月以上ブランクの空いた登板となりました。雨の中、しかもかなり寒い状況でのマウンドは制球に苦しむバタバタとした立ち上がりになりました。球数も5回103球9被安打でしたから、よくもまあ1失点で収まったな、という感じです。それでも要所は珍しく抑えていました。ここで打たれたら終わり...という場面、いつもの則本ならきっと打たれていただろう、失点していてもおかしくなかった、そんな展開が何度かありましたが、どうにか踏ん張っていましたね。ま、先発としての最低限の仕事をしてくれたのは認めましょう、そこはさすが(?)でしたw。

それよりも、6回に則本をリリーフした弓削が良かったですね。1点リードで迎えたイニング、しかも最悪のコンディションでしたが、落ち着いて丁寧に投げてくれました。1四球はありましたが、ほぼパーフェクトと言っていい内容でした。ま、1点リードしたチームのファンからすると、降雨によるコールドゲームというのは非常に後味の悪い面があるのですが、相手チームが5回に得点し、「さぁ同点、そして逆転だぁ...」となる次の6回を弓削がピシャリと抑え込んでくれたことは、その「後ろめたい気分」をいくらか軽くしてくれたような気がしますw。

攻撃ではこの日も西川でしたね。3回裏に先制のタイムリーでした。これで得点圏打率が5割になったようで、昨シーズンとの一番の違いはやはりこのスーパーリードオフマンということになりそうです。
あと、この日は辰己が地味に得点に絡む活躍をしていたのが印象的でした。先制点の口火を切る出塁だったり、2点目につなげる絶妙なセーフティバントであったり。
黒川と山崎がいまひとつインパクトに欠けている印象なのがちょっと淋しいかな。ベテランが元気なのは頼もしい限りなんですが、やはり若いところがもう少し暴れてくれないと...というのは贅沢な悩みなんでしょうかw。

ということで、今日は移動日で明日から日ハム戦ですね。その次がオリックス戦、どちらもドーム球場なので天気の心配はなさそうです。