わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

金曜日じゃないとこんなもんです。

  • E5−2M

島内の1000安打セレモニーから始まった...

18時のプレーボールだけど、楽天TVだと15分前くらいから放映が始まる。あれ?、こんなに早くからやってたか…。少なくとも昨日はやってた。ゲーム前に島内宏明選手の1000安打達成セレモニーが行われたのだ。

楽天TVにアクセスしたときは、ちょうど大型ビジョンで島内の1000安打の歴史が紹介されていたのだった。若い頃の島内がスクリーン上で躍動していた。ユニホームも懐かしい感じがしたが、それ以上に島内の初々しさが新鮮だった。その映像をジッと見つめる島内の様子が映し出される。ときどき島内の顔がニッと緩む...。いつもはポーカーフェイスの彼も嬉しそうだった?、照れくさそうだった?、どっちだw。

けっこう打たれたなあ

先発はしばらく勝ちのない田中将大。この日の内容は7回91球7被安打2失点、5回まで無失点ピッチングだったが、ロッテの各打者は結構田中に合っていて、序盤は毎回のように得点圏にランナーを背負う苦しいピッチングだった。

で、6回表

案の定、ロッテに先制点を許した。しかも2点。0アウト1、2塁の場面から岡の送りバントをファーストの鈴木大地が処理、回転しながら3塁へ送球したものだからこれが悪送球、タイムリーエラーになった。田中がヒロインで前回ゲームでの「大地とのバント処理でのお見合い(からの失点)」を振り返っていたが、まさに同じような展開だった。

「オッケー」

このプレーの後の楽天ナインの様子が映像に流れる。田中の表情がアップになったとき、田中はたしかに「オッケー」とつぶやいていた。それは、自分と大地に「大丈夫!」、と言い聞かせているように見えた。しかし、このあと安田の犠牲フライで1点追加される。これで2失点である。

「ここ島」で自ら祝砲

6回裏たちまち同点

5回までロメロに0安打に抑えられていた楽天打線。典型的な田中ゲームの展開だった...。
しかし、先制された直後の6回裏の楽天の攻撃、1番から始まる打順で小深田が出塁すると、そこから大地、浅村と連打。浅村の2ベースで外野からの返球が悪送球になり、小深田だけでなく大地まで生還、たちまち同点に追いついた。(おぉ....、なんかいつもの田中ゲームと違う展開になってきたぞ...みたいなw。)

さらに2点追加

まだ0アウト、ランナーは3塁まで来ていた。そして「ここで島内」、ゲーム前に1000安打の表彰を受けた島内が劇的な2ランホームランで勝ち越し、自ら祝砲を上げた。すごいね、この展開....。金曜日じゃないとこんなに上手くいくw。

俺を忘れちゃいませんか?とオコエ瑠偉が暴走、いや、快走...w

その前に初ヒット

6回裏の攻撃はここで終わらなかった。この日、今季初スタメンとなったオコエ瑠偉が「俺を忘れてもらっては困るぜ!」とばかりに躍動する。この日の3打席め、オコエは今季初ヒットを決めた。そして次の打席の渡辺佳明への暴投の間にオコエは2盗。

そして暴走、いや、快走

このあと渡辺佳明がタイムリを打つ。すると、オコエはその快足を飛ばして3塁を回り一気にホームへ突っ込んだ。その速いこと速いこと...。解説者も強調するくらいそのスピードはまったく落ちなかった。
というか、逆にスピードアップして、そのまま足からスライディングしてホームベース横を滑り抜けるが、キャッチャーのタッチより一瞬早くホームベースをタッチしていた。(スロー再生でバッチリw)

いやあ、オコエ瑠偉、あんたやっぱり速いわ...。一見身体つきは太めに見えたが、その分「重し」が利いたのか、走り出したら加速する加速する。まるで暴走列車を見ているようだったw。

金曜日じゃないとこうなる

田中将大に勝ちがついて、島内の1000安打の祝砲も上がって(ま、これは自分で上げたんだけどね。)、今季初スタメンのオコエ瑠偉に初ヒット、加えて自慢の脚力も披露した。何から何まで上手くいくとはこういう展開を言うのだ。

大地がバント処理からの悪送球で先制点を許したときは、ペイペイドームの悪夢が頭をよぎったが、その大地も自分のバットでミスを帳消しにした。こういうところが大地の凄みだ。

田中がヒロインで前回登板のときの大地とのバント処理を振り返ったことは最初の方で書いた。ヒロインでは、今回のバント処理ミスの後の大地とのやりとりについても紹介していて、あぁ、あの手のプレーの後は、ベンチで選手同士しっかりガス抜きして次のイニングに進むんだ…、と思った。だからこその大地の帳消しプレーがあったのだ、と。

こういう勝ち方は次のゲームにも生きてくるのだなw。

その次のゲーム

今日は藤平が先発である。相手は天敵・小島。でも、藤平には「チームは負けない」という不思議な強運がある。昨日の良い流れもあるし、できれば藤平の今季初勝利もつけてあげたい。