- E5−6M
勝てたゲームだった思う
金曜日の負けは14連続だそうだ。つまり14連敗。11連勝は球団史上初だったし、18あった貯金を食いつぶしたのはNPB史上初だった。なんとも記録づくしの石井イーグルスだが、金曜日の14連敗も何かの記録になるのだろうか...。
振り返ってみると、勝てたゲームだったなあ...(しみじみ)。安打数もロッテ5に対して楽天は6だったし、ホームランだって、ロッテが安田の1本に対し、楽天は茂木、浅村、鈴木大地と一昨日のブログで「ああいう選手」呼ばわりした3選手で1本ずつ計3本打ったのに。
あの怪物・佐々木朗希からこれだけ打つなんて、そうそうあるもんじゃない。それでも勝てない...。これも「呪われた金曜日」の祟りなんだろうか。
鬼の霍乱
野村・元監督がよく言っていた。「負けに不思議の負けなし」。昨日の負けは、ハッキリ言って「炭谷の霍乱」が原因ではなかったか。
少なくとも3回表の霍乱が無ければ、スコア的に同点で最終回というゲーム展開であった。そうなるとやはりホームチームが有利だったと思う。(たられば炒め...)
3回表のそのシーン
1対1の同点で迎えたイニングだった。2アウト1、3塁で4番山口航輝という場面。フルカウントから1塁走者の中村が2塁へ盗塁したのに対し、炭谷がなぜか反応した。2塁送球する間に3塁走者の荻野が生還、1点勝ち越される。2塁送球もそれてセーフ。その後、山口は空振りの三振だった。
普通の炭谷だったら、あそこはバッター勝負していただろう。2塁送球した意味がわからない…。まさに鬼の霍乱であった。
6回表の4失点
その後、4回、5回で3点追加し、2点リードで終盤に入ろうかという展開であったが、6回に4失点とビッグイニングを作ってしまった。
1アウト満塁となって先発の岸を諦め、石橋にスイッチ、7番安田を打ち取って2アウト満塁としたまではよかったが、続く菅野の場面。
「マーティンが出てこないところをみると、(マーティンの調子は)相当悪いんでしょう...」という解説者のコメントに納得しながら見守っていると、石橋は並行カウントからの決め球のフォークがワンバウンドになり、炭谷はこれを後ろへ大きく逸らしてしまった。サードランナーがホームに還りこれで1点差...。
なんか石橋の緊張の糸というとか集中力の糸はこの瞬間に切れてしまったようだった。菅野を四球で歩かせると、続くラストバッターの松川に(まさかまさかの)走者一掃のタイムリー2ベースを打たれ、たちまち逆転されてしまった。
炭谷が石橋のフォークを止めていればなあ...、とキャッチャーが炭谷だったからこそ悔やまれるプレーであった。
ポジティブシンキングタイム
この裏に楽天も1点返し1点差まで詰め寄るも、「魔の金曜日」の呪いは逆転まではさせてくれなかった。結局は痛い痛い金曜日14連敗という新たな記録を樹立することになる。
魔の金曜日から楽天を解放するのはだれだろう、そっちの楽しみが出てきたなw。「金曜日の鬼(救世主)!出てこいやあ...」と高田延彦ばりに大声を上げたい気分である。
さぁ、今日はマー君。「今日は田中将大」と大上段に構えるとなかなかいい結果にならないから、今日は小声で控えめに「今日はマー君」としてみた。
西川がいれば「今日はマー君さん」。マー君のことだから、さすがに何度も無様なところを見せるということはないだろう。とか、高を括っていて前回は足元をすくわれた。今日は油断せずにフラットな気持ちで観戦したい。