わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

ヒロインが藤平と宮森という組み合わせの意味するところ。

  • E1−0M

珍しい組み合わせ

ヒロインは先発の藤平と、その藤平を6回表1アウト1塁の場面で継投した宮森の2人だった。お立ち台に先発とリリーフピッチャーの組み合わせは珍しい。かといって、ほかにだれか適当なヒーローがいたかと言われれば、パッとは出てこない。というか、いないね...(きっぱり!)。

なんといっても得点は5回裏の1点だけ。しかも、タイムリーになった小深田の当たりは、浅いライトフライを岡が見失ってポテンヒットになったものだ。2アウトだったから、ランナーのオコエはもう走るしかなかったし...。いろいろなラッキーが重なった、まさに「藤平の強運」がもたらしたような展開だった。(...という意味でも藤平のヒーローは良しということだ。)

この組み合わせの意味するところ

なので、昨日の勝利は、やはり先発・藤平の5.1回83球1被安打無失点の力投によるところが大きい。そして、ロッテの安打数は最終的にも1安打だったから、藤平をリリーフした、宮森、ソン、西口、松井のリリーフ投手陣はロッテ打線に1本もヒットを許さなかったことになる。つまり、リリーフ陣もヒーローということで、宮森はリリーフ陣代表ということだったのだろう。

昨日の藤平

藤平は今季4度目の先発登板で、ようやく手にした1勝、しかもホーム初勝利だった。石井監督も監督インタビューでコメントしていたが、今季の藤平は投げるたびに良くなっていた、つまりレベルアップしていた。
昨日も惚れ惚れするような強いストレートと、ここが一番の成長だが、きっちり制球された変化球を投げていた。5イニングで7奪三振という数字がそれを物語っている。勝ち投手の権利を得たことで意識過剰になったか、6回表の先頭打者を四球で出塁させたのは反省材料だったが、あそこを除けば、今の豪華先発メンバーの中でも十分にローテ入りできそうないいボールを投げていたと思う。

タメ口

ということで、話をヒロインに戻す。
一番ビックリしたのは、藤平の次にインタビューされた宮森が、藤平のことを「藤平が....」と呼び捨てにしたことだったw。おいおい、いきなりタメ口かよ...、と思ったら、この2人はどっちも1998年生まれの同い年だったのだね。この2人をヒーローに選んだ理由にはいろいろ意味がありそうである。

もうすぐ早川も戻ってくる。1998年生まれが楽天投手陣の中心になる日が見えてきたw。