わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

今日こそ鬼退治...

F4−2E

はい、予想を裏切ってロッテ負け、オリ勝ち。でも、楽天も負けちゃったら意味がない。差はそのまんま。なんだろうね、相手は最下位チームなのに...。ここで追い上げずにどこで追い上げる?、という組み合わせのはずが、なぜか相手も妙に強くなっちゃう。プロ野球あるあるだし、楽天ファンにとっては「楽天相手の日ハムあるある」のように感じるのだな...。

先発は日ハムが伊藤、楽天が早川。スーパールーキー同士の対戦となった。私の勝手なイメージでいうと伊藤が武蔵で早川が小次郎という感じ。やっぱり武蔵に軍配があがった。
伊藤はのびのび投げていた。早川がそうじゃなかったとは思わない。キャッチャーが炭谷だったこともあってか実に落ち着いた立ち上がりだったと思う。ただ、やはり中盤につかまった。打者が二巡目、三巡目にかかるあたりから打たれだす。4回、5回と2失点ずつ。これ「早川あるある」。

伊藤も5回に小深田のタイムリーで2失点。楽天は7回も2アウト満塁と追い詰めたが、伊藤を仕留めきれなかった。7回のチャンスで最後の打者が島内だったから、伊藤の粘り勝ちといえる。全体的に伊藤のしぶとさが早川のしぶとさをちょっとだけ上回っていたかな。まさに武蔵と小次郎の差だった。

ハムの伊藤、オリの宮城、そして楽天の早川。ハイレベルな新人王争いとも言われるが、則本のルーキーイヤーは15勝だからね...。で、その年に楽天は日本一になっている。今の早川が当時の則本に劣るとはぜんぜん思わない。逆に早川をまだ7勝のままにしているチームの攻撃力が問題だと思う。特に助っ人の差は大きいね。ジョーンズ、マギー。この2人が今の楽天にいたら...。いや、それは考えまい。

さてさて、今日の楽天・先発は元祖・ミスター安定感の瀧中*1。しかし、相手も「楽天の鬼」こと上沢だ。なんでこういう巡り合わせになるかな...。
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...と言っても始まらない。こうなったら、もう鬼退治するしかないじゃないか。出てきてほしい、浅村桃太郎(侍)。

ひと~つ、人の世の生き血をすすり、ふたつ、不埒な悪行三昧、み~つ醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、桃太郎...。鬼退治ができればこの先すこしだけ希望の光が見えてくる感じ。

*1:ちなみに、本家・ミスター安定感は田中将大だ。