東北の夏祭りといえば、青森のねぶた、秋田の竿燈、そして仙台の七夕が「三大祭」などと言われている。で、コロナ禍ということもあって、残念ながら昨年はどこも開催しなかった。
今年はどうかというと、青森ねぶた、秋田竿燈あたりは早々に中止を決めたのだったが、我が仙台の七夕はというと、やることになった。さすがに通常どおりとはいかないけれど、飾りを縮小したり高い場所に飾ったりといろいろ工夫しながらの開催だ。
この決断は支持したいね。「やらない」という決断も苦渋の思いだったとは思うが、「やろう」という工夫や勇気はやはり応援したい。
ということで、祭りが始まった6日金曜日の夕方、会社の帰りにざあーと見て回ろうかと思い妻と待ち合わせて一番町へ繰り出した。定禅寺通りから「一番町四丁目商店街」を通って南下、藤崎デパートから左折して駅前まで、そんなコースで歩いてみた。
一番町四丁目商店街
仙台三越前にはアーケードがない。ここの七夕はやや質素な感じ。空に舞い上がる七夕飾りのように見える。ここまでシンプルだとある意味貴重な飾りではないかという気がする。
ぶらんどーむ一番町商店街
オッ、あっちはちょっと豪華になっている。...と「ぶらんどーむ」アーケードの飾りを見て思った。もう、三越前の飾りとの違いは歴然である。これはいったい「何の差」になるのだろう...。
ぶらんどーむ商店街から先は結構いつもどおりの飾りに見えた。三越前の極端にシンプルな飾りの反動でほんとうは地味な飾りが普通に豪華に見えたのかもしれないw。観る順番の参考になれば幸いである。
マーブルロード大町を通って仙台駅方面へ
藤崎デパート前にはいつもコンクールの最高賞飾りが下がるが今回はそういう趣向もなかったようだ。で、藤崎デパートから左折し、仙台駅の方に向かうが、ここからの飾りはまた少しだけ地味になった印象である。ま、上品になったと言えないこともない...。
とりあえずこんな感じ。
来年になるか、再来年になるかは分からないが、普通の仙台七夕が開催されるようになったとき、今年の仙台七夕の風景はレアになるはず。なので投稿しておきますw。