さすがに我らがマー君。
昨日は日本中マー君のニュースで持ちきりだった。
おかげでこのブログのアクセス数もグーんと伸びた。ランキングポイントもここのところずっと100を切る状態だったのが、昨日は久々に200越えした。マー君さまさまである。
マー君日本復帰のニュースはもちろんプロ野球界にもインパクトを与えた。一流どころがコメントを寄せていたが、その中でも私の目に止まったのはこの人のコメント。
「令和」最初の沢村賞受賞投手、ドラゴンズ大野雄大投手の「マー君と投げあいたい」というコメントだ。
沢村賞投手がマー君と投げあいたいとコメントしたというだけなら、よくある話だと思う。
私が注目したのは大野投手がマー君と同い年だった点である。大野投手がいわゆるハンカチ世代の一人だったというので目に止まったのだ。
本当であれば、世代の旗印である日ハムの斎藤佑樹あたりの言動に注目が集まるところだと思うが、もはや斉藤にはマー君と同じ土俵で話題にされるほどの力も実績もない。話題にしたら斉藤にとっては逆に嫌味である。
...とは言っても、マー君が日本球界に戻ってきたからには斎藤佑樹へのインタビューは避けて通れないだろうなあ。斎藤の宿命というやつだ。
マエケンはメジャーに残ったままだけどいずれなんらかのコメントは出すだろう。
今のプロ野球界でマー君と同じ土俵で話題にできるハンカチ世代は、小学校時代にバッテリーを組んでいたというGの坂本とか、ホークスの柳田といったバッターのみ*1…と思っていたところでのピッチャー大野であった。
沢村賞投手で年俸3億。「マー君と投げあってみたい」と言ってもバランスの取れるハンカチ世代ということになる。
厳密に言えば、楽天の塩見もハンカチの一人である。一時は楽天の左右wエースと呼ばれていたこともあった。
彼なんかはマー君の復帰をどんな気持ちで受け止めているのか興味のあるところだが、ここではあまり深く追いかけない。*2
大野の話題に戻る。
彼はマー君を目の前で見た最後のシーンについて次のようなコメントを出している。
.「...目の前で投げているのを見たのは自分が高校2年(京都外大西)の(夏の)甲子園決勝戦。ベンチから見ていて、こういう選手がプロに行くんだなと思いました。生で見たのはそのときが最後です」
それが今や「投げあってみたい」と言えるところまで来た。マー君に対する敬意を持ちつつも自分のピッチングに対する自信もにじみ出ているコメントだと思った。
いやあ、ハンカチ世代もけっこう奥が深いよ。