
いやー、マー君が本当に帰ってきちゃうよ...。
意外とあっさり決まっちゃった感じもするけど、現実なんだよなあ。
近日中に入団会見が行われるらしいが、本人の口から「楽天に戻ります。」というコメントを聞くまでは信じないぞ....というくらい信じられないw。
カープに黒田が帰ってきたときのことを思い出した。
カープに帰ってくると決まった時の黒田の年齢は40歳だった。それでも直前のシーズンでは11勝をあげ、5年連続で二桁勝利を達成していた。しかも、オフにはヤンキースが15億円、パドレスが20億円でオファーを出していたと言われている。
黒田はこれらを蹴って、年俸4億円の広島カープへ帰ってきたのだった。球団のある広島だけじゃない、アメリカ中が、そして日本中が大騒ぎだったと記憶している。
で、楽天のマー君だ。こっちも負けてないぞ。
移籍1年目から6年連続で二桁勝利をあげている。古巣ヤンキースからのオファーは残念ながらなかったけれど、年齢だってまだ32歳である。もっとも脂ののってる年齢だ。このタイミングで戻ってくるというのはある意味黒田以上の驚きじゃないかと思う。
楽天との契約は年俸9億円+出来高と言われている。プロ野球史上最高額だ。ま、マー君に限っては金額が決め手になったとは思えない。あくまで楽天側が誠意を示したということだろう。まさに楽天の宝、レジェンドである。期間は2年らしい。
そのあとまた海を渡るのか...とかいうのは今は考えないことにしよう。
おかえりなさい、マー君と言いたいね。
で、マー君が帰ってくると、楽天の先発投手陣がすごいことになる。
並べてみるよ...。いいかあ...、覚悟は...。
- 田中将大
- 岸孝之
- 涌井秀章
- 則本昂大
- 早川隆久
うわぁ、もう5人埋まっちゃった...という感じ。...というか、早川を除けば侍J並の顔ぶれになるじゃないか...。
残りの1枠を狙う投手もそれなりに揃っている。塩見、石橋、瀧中、弓削...と。
今シーズンの春のキャンプは初めての1軍スタートという若いピッチャーも多い。マー君を間近に見て、「あぁ...俺も一軍だあ」とモチベーションがダダ上がりするのは間違いないだろうなあ。あぁ、楽しみ。
それに「絶対エース」の復帰で則本の肩の荷もだいぶ軽くなるはず。昨シーズンの涌井はエースという荷物を則本にそっくり預けてマイペースで投げられたのが良い結果につながった。今シーズンの則本にも同様の効果が期待できそうだ。
さて、マー君が帰ってくるメリットは数えたらきりがない。が、とりあえず今日のところはこれくらいにして、入団会見でのマー君のコメントを聞いてからまた書きたい。
この度、楽天イーグルスと契約させていただきました。今シーズン、日本でプレーする決断に至った経緯や思いは、後日、入団会見を行う予定ですので、その席でお伝えできればと思います。 pic.twitter.com/GcmBBLCZNa
— 田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) January 28, 2021