わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

【バックトス】の【村林一樹(むらばやし いつき)】はどうよ...?

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私の別のブログで「よく読まれていた」ので、リライトしてこっちに移しちゃいましたw。

9月5日のオリックス戦について書いた記事です。村林一樹(むらばやし いつき)選手について紹介したものです。バックトスがエラーになってしまったのが印象的でしたね。

8回に逆転されたときは負けたと思いました...

  • Bs8-9E

9割がた負けゲームだと思いましたね。8回裏に村林一輝(むらばやし いつき)のバックトスエラーで同点にされ、安達のタイムリーで逆転されたとき、「あぁ、これで終わった...」と思いました。

あのままゲームが終わっていたら9連敗となる負けゲームの責任を村林が一人で背負う形になるところでした。そういう意味でも9回の攻防にはドラマがあった。

9回のドラマ

振り返ります。

9回表の攻撃、今江、銀次、島内のヒットで8−8の同点になった。若手起用へと舵を切った平石イーグルスの最初のゲームで、最初から存在感を見せていたのが銀次と島内という中堅選手でした。若手起用へ切り替えても「俺たちは別格でしょ」と言わんばかりの活躍を見せていました。

そして、最後の最後に今江が出てきて、勝ちゲームへの口火を切ったのです。中堅、ベテランが若手へプレーで何かを伝える...、ナイスゲームと言っていいでしょう。

そして9回裏は松井裕樹がマウンドへ。
ハーマンがいないから俺がやるしかない、そんな崖っぷちの状況が松井裕に「覚悟」を持たせたようでした。いつになく丁寧な(制球された)ピッチングだったけど、ボールに球威とキレがありました。力まなくてもあのくらいのボールが投げられるのです、それを松井裕樹は思い出してほしいね。いや、思い出したと思いますw...。

村林のバックトスについて

村林がバックトスした場面。

8回裏、リリーフした高梨が乱調で四死球による1アウト1,2塁でした。4番吉田をセカンドゴロに打ち取るも、セカンドの村林がこれ捕球2塁へバックトスしたらこれが暴投になりました。その間に2塁ランナーが還り同点となります。

あの場面でのバックトスを同評価するかですが、平石代行は「バックトスの選択自体は間違っていない」とコメントしていましたね。

アウトにする選択肢の一つとしてバックトスがあるのだから、それを選択したことが悪いわけではない、としました。

私もこの評価には賛成です。「今度はバックトスはしない」という村林よりは、「今度こそバックトスを成功させるぞ」という村林であってほしい、そう思います。

村林のバックトスについてはネット上でも色々言われていました。

批判する前提には「バックトスは難しいプレー」というのがあります。

藤田プロなどはいとも簡単に決めてみせるプレーなんですが、村林みたいなヒヨッコだと「(バックトスなんて)100年早い」とか「なんでわざわざバックトスなんだ。」ということになる...。

ただ、村林もバックトスをあの時初めてやったわけではないはずです。また、あの場面で考えた末に選んだプレーでもなかったと思います。とっさに出たプレーだったと思うのです。

捕った体制であったり、捕った時の流れ(リズム)であったり、村林がセカンドでアウトにしようと思った瞬間、身体が自然にバックトスというプレーを選んでいたわけです。

これは間に合わないな、という難しいゴロを野手がぎりぎり追いついて捕球しファーストへ(わざわざ)悪送球をしたときに、「なんであんな体制で投げるかなぁ?」とか「どうせ間に合わないのだから投げない方が良かったのに...」と思うシーンがよくありますが、あれも捕球からの一連の流れ、リズムで身体が自然に動いてしまったプレーです。

「投げない」という選択肢が頭の中にある状態では決して成功しないプレーだと思います。

村林一輝ってどんな選手?

こんな選手です。

ドラフト

2015年ドラ7

年齢

20歳

身長・体重

180センチ、73キロ(ポッキーのような細身)

背番号

66

身体能力

遠投110メートル、50メートル走6秒2

今シーズンの成績

打率.114(49打数5安打 2018年全日程終了時)

さいごに

ふたたび平石監督のコメントです。

「バックトスを『軽い』と言う人もいると思う。でも僕はそう思わない。」
「日本では昔から逆シングルでエラーすると『正面に入れ』とか言われたり。でもあのプレー(を選択したこと)が悪いわけじゃない。本人があのプレーで良いと思えば、今度もやればいい。(ただし)今度は絶対にアウトにしないといけないですけど。」

この場合の「軽い」は「軽率」(物事を深く考えずに軽々しく行うこと)というくらいの意味でしょうか?

タラレバになるけど、仮に捕球した後にセカンドへ向き直って悪送球していたらどうだったでしょう。「100年早い」とは言われなかったかな。茂木などはときどきやらかすけどw。

要するに、「やるなら上手くやれ」ただそれだけのことです。

村林は次のゲームでも起用されています。残念ながら(バットは)音無しだったけどね。

守備も大事だけど、それよりもバッティングをどうにかしろよ、これはだれもが思っていることだと思いますw。

村林の守備の上手さは野手の中でも上位に入ります。最大の課題はやっぱり「バッティング」ですよね。小谷野コーチと金森コーチに期待です。

www.washilog.com
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