やっぱり佐藤由規(さとう よしのり)投手は獲りましたね。佐藤世那投手の方は獲らなかったようだけど...。
どうも、りんたろうです。
「さとう よしのり」と聴いて、佐藤義則(サトウ ヨシノリ)コーチの顔を思い浮かべた人はいなかったのでしょうか。私はついさっき気づいたのですが、なんか聞き覚えがあって妙な感じがあったけど、これだったのですねw。
義則(ヨシノリ)コーチが由規(よしのり)投手をフォローする。いいんじゃないですかw。
由規は果たして楽天の戦力になるのでしょうか。可能性、期待、....思ったことを書いておきます。石井GMのコメント
石井GMは
由規選手には、メディカルチェックを受けていただきました。もう1度、しっかりリハビリのステップを踏めば、来年後半には戦力になってくれると思っています。実績もあり、いろいろな経験をしてきているピッチャーとして、イーグルスでその経験を生かしてくれることを期待しています
...とコメントしました。
佐藤世那投手との違いはやはり実績と1軍での経験でしょうか。
由規の実績
...ということで、由規選手のヤクルト時代の実績を調べてみると...
- 2008年 2勝1敗
- 2009年 5勝10敗
- 2010年 12勝9敗
- 2011年 7勝6敗
- 2016年 2勝3敗
- 2017年 3勝5敗
- 2018年 1勝2敗
(参考:ウィキペディアより)
2012年から2015年の4年間は怪我で1軍登板がなかったんですね。石井GMのコメントにあった「いろいろな経験」というのは、ピッチャーとしてのゲームの中での経験というよりは、怪我で1軍登板がなかった期間が4年続いて、そのあと復活してみせたという経験を指しているのかもしれません。
由規への期待
由規投手を獲得したことによる楽天のメリット、可能性はいったい何でしょう。育成契約を結びましたが、楽天は由規に何を期待しているのでしょう。考えてみました。
知名度
由規投手は仙台育英の出身です。高校時代は160キロ近いスピードボールで甲子園を沸かせたスター選手でした。
由規が楽天に入団することで、仙台のファンは大喜びに違いありません。で、この効果が結構バカにできない。
応援グッズが出ればかなり人気が出そうな気もします。
石井GMのいう「いろいろな経験」
怪我で育成契約になり、その後、支配下登録に戻し勝ち星を上げています。
楽天には似たような状況(状態)の若い投手や野手がいます。彼らにとって由規は良いお手本になる可能性があります。
似たような投手、育成選手ではありませんが、怪我をしがちな...例えば釜田佳直がいます。安楽智大もいます。
それから似たような野手、今回、育成契約になった若い選手たち。例えばキャッチャーの下妻や外野手のフェルナンド選手らがいます。
由規が彼らの復活への良いお手本になってくれれば、これはこれで立派な戦力という気がします。
投手としての戦力
そして、これが最も理想的な展開なわけですが、「投手として戦力」になる可能性があります。
石井GMのコメントの中に「メディカルチェックを受けていただきました。」というフレーズがありました。
その上で来年の後半には戦力になる可能性ありと判断したわけです。「しっかりリハビリのステップを踏めば」という前提ではありますが、由規の「いろいろな経験」にそこは期待したいと思います。
さいごに(独り言)
久保裕也投手(38歳)くらいの活躍をしてくれたら十分戦力だよなあ。
由規はまだ28歳、期待していいんじゃないか。