釜田投手と館山コーチ
釜田投手が館山コーチとの面談を心待ちにしているというニュース。
上の記事にもあるとおり、釜田は昨年6月に右肩と右肘を手術したあと、館山コーチが現役選手だった頃から手術やリハビリの助言を仰いでいたらしいです。
(釜田のコメント)
「今まで敵チームとしての付き合いでしたが、コーチと選手という立場になって体のこととか、コンディションのこととかを相談できる。いろんなことを聞いて、深い話をしたい」
石井GMはヤクルトを引退した館山昌平氏を2軍投手コーチに招聘しましたが、その理由は明らかです。釜田のように館山コーチとの面談や同コーチからのアドバイスを心待ちにしている投手が楽天には溢れているからです。
福山、池田、森雄大が育成契約
先ずはこの3人との育成契約のニュースを読んでそのことを再認識しました。3人とも戦力外を通告されたあと、育成での契約を打診されていました。とりあえず良かった...。
- 福山博之:7月に右肘と右肩をクリーニング手術
- 池田隆英:開幕と同時に膝を手術。その後、2軍で登板を重ねていたが、今度は左腹斜筋を痛める。
- 森雄大:9月に左腕の血行障害を解消するため肋骨(ろっこつ)を部分切除する手術を受けた。
この人達の力にもなってくれそう
この人もきっと館山コーチのアドバイスが欲しいだろうなあ。というか、生かさない選択肢は無いよね。
- 安楽智大:10月に右ひじ関節鏡視下クリーニング手術を受けました。
そういえば、
- 鈴木翔天
も大学4年に左肘痛をやっていましたが、そのことは先日の記事に書きました。
www.washilog.com
もちろん、この人も。
- 由規
こうして書き出してみると結構いますな、「館山学校」の生徒さん。顔ぶれを見ると皆実力者ぞろいなので教えがいがありそうですw。
館山昌平のプロ野球人生
最後に、サンスポから「館山昌平・波乱のプロ野球人生」を引用しておきます。これは話を聴きたくなるのも分かります。
★館山昌平・波乱のプロ野球人生
◆1度目の手術(2004年) 開幕前のキャンプ中に右肘靱帯を断裂。トミー・ジョン手術を受け、リハビリに専念した。
◆初勝利(05年) 手術から復帰し、4月27日の巨人戦でプロ初勝利。この年10勝したが、オフに右手薬指と小指の感覚が鈍いという理由で再手術を受けた。
◆09年 前年の最高勝率に続き、16勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得。
◆血行障害(11年) 右手の血行障害を発症したが11勝。防御率2.04、130奪三振など自己最高を記録。オフに手術を受けた。
◆2度目の右肘手術(13年) 4月5日のDeNA戦で右肘に違和感を覚え降板。右肘靱帯の再断裂が確認され、2度目のトミー・ジョン手術。また、股関節の手術も受けた。
◆3度目の右肘手術(14年) 前年の手術から復帰したが、また負傷。3度目のトミー・ジョン手術を受けた。
◆カムバック賞(15年) 7月11日のDeNA戦での1019日ぶりの勝利など6勝し、カムバック賞を受賞。
ヤクルト・館山が引退…9度手術、175針不屈の男ついに「穏やかな気持ち」 (3/3ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)