わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

鈴木翔天はイップスだな...

  • H7−0E

前日の17得点はなんだったのか...というくらい見事に1点もとれなかった。逆に気持ちいいね、このくらいの割り切りはw。ま、大勝のあとの大敗というのは野球にはよくあるパターンではある(ホントか?)。

大勝の反動というだけではない、たぶん、相手がホークスのエース千賀だったというのもある。が、しかし、こっちもチーム勝ち頭の岸だったから、できれば、もう少し接戦にしてほしかった。というか、せめて翌日のゲームにつながるような粘りとか食らいつくような攻撃みたいなものを見せてほしかった。こうもあっさりゼロで締めくくられてしまうあたりがホークスとの差のようにも思ったり。

初戦はうちが17点得点、第2戦はむこうが7点得点、得点には10点の差があるけど、それでもペナントレースの勝敗からすれば1勝1敗なのだ。同じ負けでも何か内容で光るところがあればよかったけれど、残念な展開に終始したゲームだった。

リリーフの西垣と鈴木ソラは、こういうゲームだからこそ、流れを変えるようなピッチングを見せてほしかったけど、流れに完全に飲み込まれてしまった。
個人的にメンタルのタフな面を買っていた西垣だったが、意外な脆さが見えたマウンドだった。引きずらずに次は本来の強気な部分を前面に出すピッチングを見せてほしい。

鈴木ソラは、ギータとデスパを討ち取っての2アウトから突然乱れた。四球、四球、タイムリー3ベース(2失点)、四球、四球で2アウト満塁、ここで石橋にスイッチ。
身体のバランスに変化があった。身体全体でスムーズに投げていたものが、ボールを置きに行くような感じだったり、手投げになっているような感じに変わった。急にストライクが入らなくなったのはそのせいだろう。
大砲2人を切り抜けた後だ、ホッと気が緩んだわけではないと思うが、ここらへんの微妙な気持ち(意識)の変化がピッチャーというポジションの繊細なところだ。
ソラの場合は特にその繊細さ強いのだろう、技術的にどうこうではなく、完全にメンタルからくる変調だ。
2アウトでスイッチが入るのか、ランナーを背負ってセットポジションになるとスイッチが入るのか。
ピッチャーの良さを引き出すならチームでこの人の右に出る人はいない、炭谷が受けていてあれだから、相当重症に違いない。
この展開がもうしばらく続くと一種のイップスになってしまいそう、というか、すでにそれに近いな...。