わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

子犬を決めてきた。

 先週末、仙台へ帰って「子犬の見学」と「選挙の投票」に行ってきた。

子犬の見学

 子犬の方は土曜の夕方にブリーダーのところへ訪問し、同じ日に生まれたという2匹の子犬(チワワ)を見せてもらった。2匹は兄弟だけあってどっちがどっちか区別がつかないくらい似ていた。ただ、よく見るとベースの毛色はブラックなんだが、片方の犬の方がややグレー色が強い。見た目はグレーでもブリーダーの世界ではこれを「ブルー」と呼ぶらしい。チワワのブルータンという「毛色がレアな種類」である。

 ブリーダーから、私がネットの写真から選んでいた子犬はグレー色の強い方だったと教えられた。実際の子犬を見たときに写真と印象が違う場合があるというので2匹を見せてくれたようだ。どちらでも気に入った方を選んでください、そういうことである。

 見た目はそっくりだが、2匹の動きには明らかな違いがあった。グレー色の強い方はあまり動かないが、黒の強い方はブリーダーの方に向いて盛んに立ち上がろうとしていた。そしてときどくクンクン鳴く。ブリーダーに言わせると、黒の強い方が「甘えん坊さん」らしい。

 グレー色の強い方は落ち着いて見えた。これは大物に違いない。そしてブリーダーと質問のやりとりをしている間にグレー色の強い方はうつ伏せから伸びをしたまま眠ってしまった。黒の強い方は起きていてまだ落ち着かない。

 私はけっきょくグレー色の強い方に決めた。初対面の私とカミさんを目の前にしても平然としていたし、いつの間にか寝てしまったところも大胆に見えて気に入った。なにより、ネットで選んでいたというところで、何か「縁」のようなものを感じたのだ。

 予約金を入れて引き渡し可能となる来月初旬に迎えに来ることにして帰った。
 
 帰宅後、カミさんが気になることを言い出した。「毛色がレアーな子って、身体の弱い子が多いって言うよね。大丈夫かな...」と。カミさんは「白いライオン」が短命なことを思い出したらしい。そう思ったのならあの場でブリーダーに質問すればよかったのに...と思ったが、カミさんも車に乗ってから思い出したらしい。

 知らない相手に人見知りせず平然としていたり、すぐに寝てしまったり、私の「落ち着いていて大胆かつ図太い...」という見立てが、実は「元気がない、すぐに疲れて寝てしまう…」というのが真相なら勘違いも甚だしいw。

 しかしすぐに思い直した。生き物なんだから完全体はありえない。弱点はどの犬にもあるだろうし、成長過程や環境によっても変わるだろう。やはりここは「縁」を大事にしたい。変なところで私のレア好きが出てしまったかもしれないが、それも含めての「縁」だと思った。


選挙の投票

 日曜日、朝一で選挙の投票に行った。近くの小学校の体育館が投票場である。

 投票する政党は決めていた。候補者も自ずと決まる。「判官びいき」というのとも少し違う気がするけれど石破さんを応援している。
 母などは「目つきが悪い」と言うが、自分の言葉で自分の考えを言える、前総理とはだいぶ違う。メディアでの受け答えを見る限り相当優秀な人だと思う。結果は残念だったけど。

 投票の後で北仙台のファミレスまで車で移動。モーニングセットを食べて、そこから秋田へ直帰。カミさんはウォーキングしながら帰るというのでそこで別れたw。

 上で書いた子犬を引き取りにまたすぐ来ることになる。