わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

石井監督の「良きに計らえ」采配ではなかなか勝ち切れましぇーん...。



好調同士の対戦

L2−1E

6連勝のままオールスターブレイクに入ったライオンズと、8連勝して1敗し、また2連勝してオールスターブレイクに入った楽天と、好調同士がぶつかる後半戦最初のカードとなりました。結果は、惜しくも1点差でイーグルスが敗れました。

ただ、ヒットの数はうちが3本に対し、相手は7本でしたから、ま、妥当なスコアだったという気もします。

楽天キラー今井を攻略できず。

相手先発の今井が楽天キラーぶりをいかんなく発揮してくれちゃいました。前回対戦が4月28日くらいですか。あのときも含めて対楽天戦の無失点記録を更新中だったようですが、あの頃の楽天打線と今の楽天打線ではまったく別物というところを見せるつもりが、ようやく1得点、1番村林のライト前ゴロの間の1点という結果でした。シン楽天打線になってもほぼ完敗です。今井はいいピッチャーです。あの強いボールを低めに制球されたらかなり厳しいですね。

5回表のビッグチャンス

それでも、昨日は5回表にビッグチャンスがありました。先頭の7番マスター阿部、8番辰己と連続ヒットで1、2塁。続く太田のバントはキャッチャー前に止まり、3塁送球がアウトのタイミングでしたが、これが悪送球になり0アウト満塁になります。これを生かしたかった....。

トップ村林の打席で、しぶとくライト前に転がし、この間に1人生還(ただし、ライトからの送球でセカンドアウト)、同点に追いつきます。1アウト1、3塁の場面でバッター小深田。ここで石井監督はセフティスクイズのサインを出します。

小深田へのバント作戦

小深田は初球からバントの構えをし、これがボール。2球めはバントファウルにしてしまいます、1−1。そして、相手もかなりバント警戒している中で、なおバントを実行するわけですが、結局ファーストに処理され3塁ランナーは挟まれアウト、失敗に終わります。こうなるといけません。次の小郷がキャッチャーフライに討ち取られこのイニングは同点止まりでした。

良きに計らえ采配

こういうところでの攻め方が石井監督は下手くそです。相手の意表をつく作戦が立てられないのは経験不足から来るのでしょう。相手も相当警戒している中での見え見えのバント作戦が作戦と言えるのか。ようするに選手たちに「上手いところへ転がせ」的な作戦なわけですね。

バカ殿の「良きに計らえ」的な作戦です。チャンスで攻め方のバリエーションが少なすぎ。小深田なら打たせた方がいい仕事をしたでしょう。あそこのチャンスを生かしきれなかったところでこのゲームは勝負あり、野球の神様もそうそうチャンスはくれませんって...。

辛島も6回途中でスイッチ

先発の辛島は、立ち上がりこそ高めに制球が甘くて不安な立ち上がりでしたが、そこを無失点で切り抜けると2回以降は修正してきます。結局は6回途中、先頭のマキノンをヒットで出塁させると、次の 呉 念庭をアウトにとり、長谷川に打順が回ったところで安楽へスイッチします。51/3 80球5安打2失点のマウンドでした。

コーチは変わっても交代のタイミングは変わらないのね...

ここらへんの継投のタイミングはピッチングコーチが変わっても変わらないようです。長谷川には前の打席でタイムリーを打たれていたので、相性を気にしての交代だったのでしょう。先発ピッチャーがまだ80球ですよ。もっと投げさせても良かったと思います。

石井監督の瞬発力にはリリーフ陣の登板過多はつきものです。永井コーチにはGの桑田コーチのように身体張ってリリーフ陣を守るところも見せてほしいですねw。大袈裟かもしれませんが。

結局1点差負け

投手陣は、結果的に辛島の与えた2失点で食い止めます。しかし、攻撃陣も、先発の今井に7回まで、残りを8回平井、9回増田と必勝リレーでつながれゲームセット。

やはり5回のチャンスを生かせなかったことがすべてでしたね。ま、負けるときはそんなもんです。今日で五分に戻して、リスタートといきましょう。ノリがどんなピッチングを見せてくれるか。何回まで投げさせるか。そこですね。