わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

先発ポンセは古巣に手厚い恩返し、8番と9番のホームランでリードを守り、最後は新守護神が初セーブ。個人的にヒロインはキャッチャー石原というゲームだったなw。

  • F2−4E

 昨日のヒロインは石原だと思っていたら、初セーブとなった則本だった。ま、ホームゲームだったらポンセと石原、村林と則本が楽天ポイント10万点となるゲームだったと思うが、ビジターだったからね。先発のポンセでは古巣の開幕ゲームで角が立つし、投手キャプテンの則本という選択だったのかもしれない。でも、やっぱり石原だよなあ...w。

 石原がマスクをかぶってこれで2連勝。なんか運も持っていそう。キャッチャーのレギュラー争いは太田の独走かと思っていたが、今江監督の起用に応えて石原が持ち味を出してきた。不思議とチャンスメイクシーンで石原に打席が回っていたが、しっかりナイスバントを決めていたし、ピッチャーのワンバウンドもしっかりブロッキング、地味だけどキャッチャーらしい働きが随所にあった。

 ときどきアップになる顔の表情も落ち着いていて、何か安心感があった。ま、それはそういう目で見ていたからかもしれないw。

 こうなると、打てるキャッチャーではないが、〈キャッチャーらしいキャッチャー〉ということで、太田とけっこう張り合えるんじゃないか、と思っていたら、1点差で則本は厳しいかぁ...とか思って見ていた9回表に2アウトからソロホームランを打っちゃった。これがプロ入り初ホームランらしいが、石原の評価はこれでv字上昇であるw。



 ハズレ助っ人が続いた石井イーグルスだったが、今シーズンの投手助っ人は大丈夫そう。

 まずはポンセ。昨シーズンは日ハムにいて対戦もあったと思うが、ここまで強いボールを投げるピッチャーというイメージがなかった。
 昨日は5回75球3安打無失点という内容で、得点圏にランナーを背負う場面が何度かあったけど、そのたびにギアをあげて切り抜けていた。それができるポテンシャルが素晴らしい。

 気持ちにムラがありそうで突然乱れるシーンはあるかもしれないが、乗ればイケイケのピッチングをしてくれそう。
 そういえば5回裏のマウンドでバッターの伏見がフルカウントからタイムをかけたシーン、あれは昨年までバッテリーを組んでいた伏見がポンセの性格を知ってて取った陽動作戦と見た。
 しかし、変な雰囲気にはなったものの冷静に抑えていたから、ポンセもそこは大人になったということかもしれないw。

 ターリーと酒居は1失点ずつという内容だったが、あそこを1失点で踏みとどまれるところがあの2人の凄いところ。さすがのマウンドさばきだったと思う。この2人も任せられる、大丈夫だ。

 そしてセットアッパーはソン。渡辺翔太が来るかと思ったが、ソンだったね。ソンはいつになく強いボールを制球良く投げているからこれなら任せられるという感じ。渡辺翔太も控えているし、この2枚が使えるとなると心強い。

 初セーブの則本もいいスタートを切れた。1点差でのマウンドにならなかったのはやはり大きい、ここでも〈石原さまさま〉である。内容もよかった。石原のリードも良かったが、それに応えた則本も予想していた以上に落ち着いていた。あの場面で緩い変化球はなかなか操れない。もう少しバタバタするイメージがあったが、正直、則本を見直した。意外とやってくれるかもしれないw。

 攻撃では4番浅村と5番島内に当たりが出ていない。日ハムの4番、5番も似たような数字になっていたが、日ハムは4番にタイムリーが出たから、今日の第2戦あたりは変化が出てきそうだ。

 ま、浅村と島内もいつまでもこのままのはずがない、その点での不気味さは日ハムといい勝負だろう。

 それに、今の楽天は4番、5番に当たりがなくても得点できる攻撃スタイルが出来つつあるところが観ていて面白くもある。今江監督の強気の采配も当たっているし、これで浅村と島内が眠りからさめたらさらに面白くなりそう。

 ワクワクする、むふ...。