「前半がダメダメだった」と阿部寿樹内野手。契約更改は700万円減の5800万円で終えたようだ。減額制限の25%減を覚悟していたとは本人のコメントだが、涌井とのトレードだったし、球団の期待は身に沁みていたのだろう。
移籍組の成績比較
移籍組といえば2022シーズンには日ハムをノーテンダーになって楽天に来た西川がいたが、彼と比べて阿部はどうだったのか。気になったので西川の移籍1年めの成績をチェックしてみた。
今シーズンの阿部
- 出場:78試合
- 打率:.255
- 本塁打:4本
- 打点:24打点
ライバルとの比較
阿部のポジションはサードとファーストだが、できればどっちかに固定したいと思った。ファーストの守備にはやや不安なところが見えたし、サードの守備も間隔が空くと安定感を欠くところがあった。守備はどうもそれほど得意なわけではないと見た。で、どちらかというとサードだろうな。
サードといえば、ユキヤと一緒に「右打者」という特性を生かして、茂木の出番を奪った印象がある。その茂木はFA権を行使せずにイーグルスに残ったから、今シーズンは移籍組としてのアドバンテージなしでガチの勝負になりそうだ。それでも阿部の右はそれだけでアドバンテージだから、茂木がそれを超えられるかどうかがポイントだ。この勝負にユキヤと黒川がついてこれるか、そこだな。