昨日は選手たちがキャンプ地である沖縄入りをしたようだ。いよいよキャンプイン、球春の到来である。自主トレの話題はもういいだろうと思ったが、最後に小郷の自主トレだけは触れておきたい。大きな目標を掲げていたからだ。
今回は小郷の憧れる理想の選手も明かされた。それは超人・糸井嘉男。正直、小郷と糸井とではちょっとタイプが違う気もするが、それは見た目の違いであり(糸井188センチ、99キロ、小郷178センチ、85キロ)、小郷が糸井のどこに憧れていたかというと、①ホームランが打てて、②足が速いところだというから、見た目やプレースタイルは違っても、アプローチの仕方が違うだけで、20発20盗塁という目標は良し。
昨シーズンの小郷の成績は120試合、2割6分2厘、10本塁打、49打点、13盗塁だった。ホームランの目標にはあとプラス10本、これはけっこうハードル高そう。しかし、憧れの糸井も現役時代に20本打ったシーズンはなかったようだ。調べたら2014シーズンの19本が最高だった。盗塁はプラス7、こっちは行けるかな...。糸井の20盗塁超えはけっこうあったね。小郷にも期待したい。でも、盗塁は小深田に任せて小郷にはやっぱりホームランなw。野手の助っ人はフランコだけだから、超人・小郷誕生のチャンスは多いと思う。そこの責任は重大、期待も大であるw。
小郷の同世代(ドラフト組)はドラ1の辰己を筆頭にドラ2太田、ドラ6渡辺佳明らがいる。渡辺佳明がやや出遅れた印象の2023シーズンだったが、この世代が今や楽天の中心だ。これにDeNAから移籍してきた伊藤ユキヤも加わる。それにしても昨シーズンの小郷3番はシーズン前には予想もしていなかった。3番でスタメンになったときも、失礼ながらすぐに入れ替わるだろうと予想していた。予想に反してけっこう居座っていたから立派。あれにはファンも驚いたが、小郷本人が一番驚いていたのではないか。
で、それが今、2024シーズンに向けた大きな自信になっている。超人・糸井の名前を出したあたりにもそれがうかがえるね。糸井はずっと前から憧れの選手だったはずだけど、それをいままでは公言していなかったわけだから。2024シーズンにかける小郷の意気込み、自信の現れだろうと思う。
小郷が3番に定着したら、4番浅村、5番島内、6番フランコ、7番阿部とけっこう強烈な打線が組める。8番に太田が入り、9番に辰己がいて上位に繋がっていくようだと切れ目がない、理想的な打線となる。これに岡島、大地、茂木も控えている。黒川、平良といったところも虎視眈々と出番を狙うのかと思うとなんか興奮してきたぞ...w。