E0−5M
ノリが三者凡退で上々の立ち上がりを見せた初回裏の攻撃、1アウト満塁の先制の場面でのゲッツーがすべてだった。このあとも2つのゲッツーでチャンスをことごとくつぶした。
ベンチは最後まで作戦を示せなかった。相手の嫌がる手を打てなかったし、味方が突破口を開く仕掛けもなかった。結局は「選手任せ」というのが石井野球だったように思う。今シーズンの最終戦は「決戦」と呼ぶにふさわしい舞台設定となったが、まさに石井野球を象徴する戦い方で締めくくられた。
これで石井イーグルスの3年間は、3位、4位、4位という結果に終わった。ま、「4位」というのは妥当な順位という気がする。
「僕にとって4位は…」などとコメントするGMはいないが、石井イーグルスは終了だろう。