ファン失格
昨日は少し弱音を吐いてしまいました。これしきのことでグダグダ言っているようでは、イーグルスファンなどとてもつとまりませんな。特に今の石井イーグルスとはこの先4ヶ月以上もつきあっていかなければならない。まだたったの2ヶ月ですから。
どんなチームにだって長い歴史の中で「弱小チーム」と呼ばれていた時期はあったはずです。イーグルスなんてまだ創設18年かそこらの球団ですから、これくらいで音を上げているようではプロ野球ファン失格かもしれません。「弱いけど、そこがまた良い...」と言えるくらいの域に達したいものです。
本音
でもね、以前もこのブログに書いたと思うけど、やはり同じ監督で3年というのはちょっと長いです。強ければいいんです。もしくはだんだん強くなっているのが分かればいい。そうでないとやっぱり精神的にきつい。ハッキリ言って飽きちゃいます。
弱小チームのお決まりコース。やっぱり時々味変させないと、食い飽きちゃう、刺激がほしい。
3年以上やった監督
イーグルスの18年の歴史の中で監督を3年以上やったのは次の4人です。
野村克也
- 2006 6位
- 2007 4位
- 2008 5位
- 2009 2位
星野仙一
- 2011 5位
- 2012 4位
- 2013 1位
- 2014 6位
梨田昌孝
- 2016 5位
- 2018 3位
- 2019 6位
監督が選手を信頼できるかではなく、選手が監督を信頼できるか
梨田さんまでは、優勝経験のある監督さんばかり。どこかで「きっとやってくれるだろう...」という先入観(期待感)がありました。この先入観はファンだけでなく、きっと選手たちにもあります。
ファンが弱小チームを応援し続けるためには、この先入観ってかなり大事だと思うのです。この采配はきっと何か意味がある、ま、信頼というか勘違いというか、とにかくそう思いながら観戦できるメリットですね。
これは選手たちも同様で、この監督なら勝てるかも、(この采配には)きっと意味がある、と思えるかどうかはかなり重要です。
上の4人のうち梨田さんまでは、上向きになってる(強くなってる)時期がある。これは、選手が「(監督を)信じてプレーしている」時期があるからのような気がします。チームが強くなるには、監督が選手を信頼することも大事ですが、それと同じくらい(いや、それ以上に)選手が監督を信頼することが大事なんだろうと思っています。
野村さんのときのチームがだんだん強くなっていたのは選手が監督を信頼していたから(信頼できていたから)だと思いますね。ファンとしてもあのときのイーグルスがとても面白かった。弱者には弱者の戦い方がある、…が浸透しつつあった時期です。
しかし、オーナーはこのチームの方向性を良しとしなかったのでしょう。2位になった監督を切りました。ま、ここらへんからあとのことはゴチャゴチャまとまりませんので、ここでは省略します。
で、今の石井さんがなかなか厳しい状況にあるのは、監督と選手の間の信頼関係が野村さんに代表される実績ある監督さんたちのときと逆の状況になっているからではないかな。マキシヘッドが抜けてそれがいよいよハッキリしてきた感があります。
なので、この先も好転するのはちょっと厳しいかな...。もう、忍耐あるのみです。