けっきょく9位
オープン戦最後のゲームも敗戦で終わったイーグルス。オープン戦の最終的な成績はどうやら9位ということになるらしい。セパ12球団中の9位、パ・リーグ6球団の中では5位である。といっても、ソフトバンクが同率の5位だから、下にくるチームはいない。つまり、パ・リーグの最下位である。
先発のバニュエロスの出来は置いておくとしても、ちょっと打てなすぎ。昨日のゲームでも2安打は淋しすぎる。4番浅村の打率2割がちょっと心配である。助っ人外国人は良さそうなので、浅村、島内あたりの負担はだいぶ軽減されるはずだが、その兆しはまだ見えず。
伊藤茉央の出番なし
昨日のブログに書いたドラ4ルーキーの伊藤、最終戦に挽回のチャンスがあるかと期待していたが、さすがに3連投はさせなかった。開幕1軍は予定どおりだと思うが、最後の登板が一つのアウトも取れずに降板という最悪のイメージを持ったまま開幕を迎えることになるわけだ。
小山ピッチングコーチは、乱調が「開幕前で良かった...」みたいなコメントを出していたようだが、当人にしてみれば、しっかりやり返してから(修正してから)開幕を迎えたかったことだろう。次の登板がいきなり本番というのは、ルーキーにとってはやや酷なような気もするが、ここは開き直って思いっきり腕を振って投げて欲しいね。
バニュエロスの開幕ローテ入りは厳しいかな...
心配といえば、助っ人外国人ピッチャーのバニュエロスだ。昨日の(オープン戦の)最終戦に先発させたところをみると、開幕ローテ候補であるのは間違いないが、4回3失点と、相変わらずピリッとしない内容だった。制球に安定感のないところが痛い。ゲームを作らないといけない先発ピッチャーにとって、制球の安定感は一番求められる適性だから...。
無失点の登板は一度も無かったのかな、防御率6.19では、開幕ローテ入りにGOサインを出すのは厳しいと思う。それにしても、石井監督は自身がピッチャー出身の割に国内トレードも含めてスカウトしてくるピッチャーがことごとくハズレているのが不思議である。
ということで、オープン戦が終了した時点での先発ローテ候補は田中、藤平、瀧中、則本、早川、岸...ときて、あともう1枠を辛島、荘司のどちらかを持ってくるのかなあ。それにしても、若いピッチャーがぜんぜん出てこないね。上のハズレ同様、ほんと不思議である。