わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

すでにブームが来ているらしい、【シーラカンス モナカ】をようやく食べた。

あれは年末の休暇に入ってすぐの頃だったと思います。
仙台駅の東口へ抜ける通路の途中で何かを買い求める長蛇の行列が出来ていました。

「へえ、なんだこの行列?...」と歩きながら見ていたら、
「有名なパティシエが作ったモナカみたいね...」とカミさん。

そのときは、「ふぅ〜ん」と聞き流したのでした。
どうせ、パティシエが作った和菓子だから珍しいのだろう...くらいにしか思わなかったのです。

それからしばらく経って、たまたま見ていたテレビのローカルニュースでこんな話題を紹介していました。

  • 新しい仙台名物
  • 新しい仙台土産が大人気
  • 仙台に留まらず全国的な人気になりそうな勢い

一つ一つのフレーズは正確ではないかもしれないけど、ニュースから伝わってきたニュアンスは、ま、だいたい合っているはずw。

そして映像には、その新仙台名物(仙台土産)がびっしり入った大きな手提げ袋を両手に持った客が、
「土産に買いましたぁ!、これから●●へ帰るとこです。」とインタビューに応えていたり、
続けて「ようやく買えましたぁ!、これを買いに●●から来ました。」と応えていたり。

何かのCMというわけではありません。
普通にローカルニュースで取り上げられていた話題でした。

で、その正体が、たまたま年末の仙台駅で見た行列が買い求めていたモナカだったのです。



その名もシーラカンス モナカ」

丸森出身の人気パティシエである池田一紀(カズノリイケダ)さんが作ったモナカでした。

年末の行列からも、年明けに見たニュースからも、ものすごい人気らしいのは分かりましたが、残念ながら私はまったく知らなかったw。
仙台発信で全国へその人気が広まりつつある...みたいな言われようでしたが、発信元に住んでいてまったく知らなかった。
市外から、県外から、わざわざこれを買いに来る人がいるというのに、市内に住んでいる私はまったく知らなかった。
ががががぁーん....。

どこで売っているんだろう。
年末の駅の行列は、たまたま特売コーナーが設置されたものらしく、今は見当たらない。
ネットで検索したら、どうやら南町通の「メゾン・シーラカンスというお店で買えるらしいとわかりました。
カズノリイケダの店舗は他にもありますが(もちろん仙台駅にもあります)、売っているのはそこだけらしい。



で、日曜日、長い行列に並ぶのを覚悟で南町通のお店へと向かいました。

遠目に見えた建物の入り口へと続いているような行列...。
「あれか?」と近くまで行ってみたら、
目指すお店の一つ奥のラーメン屋の行列でしたw。(これ間違う人けっこういると思うなw)

肝心の「メゾン・シーラカンス」の店内はいたって静かでした。外に行列らしきものも出来ていない。
入店したら、私達の前の客は2組くらいで、正直、拍子抜けしました。

前の2組も「シーラカンス モナカ」目当ての客のようでしたが、10分もかからずに順番が巡ってきました。
前の客はみな化粧箱入りのやつを何個か買っていたけど、私とカミさんは自宅用なので、

「バラで4つください。」

...と言ったら、小さな茶色の紙袋に4個入れてくれました。

これが噂どおりの一品なら、次は土産用に化粧箱入りを買ってみよう。
今日のところはただのミーハーな客でいい。
噂のモナカをとりあえず食べてみたいというだけの客w。

外見はこんな感じ。
これが近影
カロリー高そうなのでカミさんと半分ずつ

以下、食レポ
モナカの中はいわゆる「あんバター」。
バターのせいか、食感が和菓子っぽくない。いい意味で洋菓子っぽい。

味は塩気が強い。思い切った強さです。
ただ、この塩気の強さが逆に後を引く「病みつきの旨さ」になっている感じw。

くうぅ....、食レポが下手くそで申し訳ない気分でいっぱいになる。
それくらいインパクトある旨さでしたが、うまく表現できない。それが悔しい。

一個丸ごと食いたいところをグッと我慢して次も半分ずつ食べることにします。
...と言ったら、この旨さが伝わるだろうかw。

賞味期限は2月1日だったから、けっこう日持ちもいいね。
なるほど、人気の仙台土産になりそうな予感がします。