春の高校女子バレーは宮城県代表の古川学園が優勝した。
古川学園といえば、高校女子バレーの名門なのは知っていたが、
1999年以来の優勝だというから、かれこれ23年間も優勝していなかったわけだ。
ま、何年ぶりの優勝かってことは、この際、あまり重要なことではない。
昨年の夏の甲子園では、仙台育英が優勝旗を宮城県へ運んできた。
というか、この場合は東北へ運んできたというべきだろう。
甲子園の長い歴史の中で、甲子園の優勝旗が白河の関を越えたのは初めてだった。
あのダルビッシュ擁する東北高校も、大谷翔平擁する花巻東高校も実現できなかった。
それを宮城代表の仙台育英が見事にやってみせた。
それにしても、高校野球、高校女子バレーともに日本一って、すごくないか。
やるじゃないか、宮城県の高校球児たち。
バレーボールも「球児」でいいのかな。バレーボールのことを「排球」っていうものね。
ただ、こんな風に書くと、高校球児は野球とバレーだけじゃない、という声も聞こえてきそうだ。
たしかにそうだ。
しかし、私ら昭和生まれの人間からすると、
野球とバレーボールはちょっとだけ特別なスポーツなんだなあ。
私が小中の頃、男の子は野球、女の子はバレーボールという時期がたしかにあった。
それは、スポ根漫画の2大巨頭とも言える、ある2つの作品があったから。
そう、男の子は「巨人の星」で野球を、
女の子は「アタックナンバー1」でバレーボールを、
それぞれ始めた、そんなスポーツ児童がけっこういたのだ。
そういう私も「巨人の星」を見て、野球に夢中になったクチであるw。
中学のときは、野球部と女子バレーボール部がやはり他の運動部よりも断然人気があったと思う。
(勝手な思い込みかもしれないが....)
令和4年度、というくくりでいいのかな。
その2つのスポーツの高校日本一を宮城県の高校生たちが勝ち取った。
昭和生まれの人間にとっては、やっぱり特別な思いがあるなぁ...。
そして、忘れてはいけない...。
宮城県の球児たちもすごいが、
やっぱり指導者にも恵まれたというのが大きいということ。
おめでとうございました。
そして、ありがとうございました。