わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

今の日ハム相手に涌井、田中で連敗...ってありえないでしょう。

F4−1E

一昨日は涌井で負けて、昨日は田中のマー君で負けた。まさかの連敗....。しかも相手は新型コロナ感染で活動停止明けの最下位日ハムである。もっといえば、「西川遥輝」が欠けている日ハム打線が相手なのだ。
楽天の「実質エース」とメジャー帰りの「神の子」を立てたにも係わらず、なんか押されっぱなしのゲーム展開になってしまった...、いや、してしまった。

「押されっぱなし」とはすなわちロースコアのゲームだったかというと「そうでもない」ということだ。涌井は3回から6回までの4イニング毎回失点の6失点で負け投手となったし、昨日のマー君も7回98球8安打4失点で負け投手だ。
昨日のマー君に関しては「踏ん張りたい」ところで踏ん張りきれなかったよね。

  • 4回裏の1アウト満塁からの宇佐美のタイムリー
  • 5回表に茂木のホームランで1点返したあとのすぐ裏に打たれた近藤のホームラン

この2つの場面ではギアを目一杯上げて踏ん張りたかったけどできなかった。ま、数少ない甘い球をきっちり仕留めた日ハムの選手を褒めたいところでもある。

前のカードから数えると岸、則本、涌井、田中の4本柱で1勝もできなかったことになる。正直この展開はまったく予想してなかった。
いったい何がどう狂ったか...。今回の4人に共通するのは「太田がキャッチャー」だったということである。太田一人に責任を押し付けるわけにはいかないが、組み合わせを一度代えてみるのはアリかもしれない。少なくとも岸は下妻に戻すべきだと思う*1

あとは攻撃陣だね。昨日の上沢には前回もやられていたが、なんの進歩(工夫)も見られなかった。まったくもって大人しい(音無し)のだ。昨日の1点が茂木のソロホームランだけというのは情けない、を通り越して悲しい。とにかく連打がない。ときどき思い出したかのように単打は出るが、あとが続かない。

8年前のマー君には、「マー君が投げるときは皆よく打つ」というジンクスがあった。8年前の「無敗マー君」も初回に2失点という立ち上がりはあったはずだ(確認はしていないけど...w)。ただ味方がそれ以上に得点していたのだ。
あれから8年。帰ってきたばかりとはいえ、そのマー君が早くも2敗めだ。

このジンクスについても「何が変わったのだろう?」と考えてみた。

マー君が海を渡る前の8年前はマー君の周りの選手はみな(マー君より)先輩格であった。若い「神の子」を周りで守り立てていたというのがあった。それが戻ってきた今は逆に周りが皆後輩格である。マー君がマウンドにあがったときのチームのムードは以前とは違っているのかもしれない。
今は皆、「神の子」に負けを付けるわけにはいかないとばかりに萎縮し、もしくは力んでいないか。だとしたらちょっと厄介だな。日ハムの若手のようにもっと伸び伸びと闘いたいものだ。

さて、今日は早川が先発。どうしても3連敗だけは避けたい。新・神の子に早川がなれるかどうか。相手の3番近藤が「ゾーンに入った*2」という解説があった。西川不在はラッキーだが、ゾーンに入った近藤とワンが厄介だ。勝ちなしの4本柱を挟む形で瀧中と早川で勝つ、長いシーズンこういうパターンもありだろう。

さいごに味方打線。キーマンはやはり浅村だな。そろそろ勝利を呼び込む一発が見たい。浅村の出塁率とか打率とかは正直あまり興味ない。ホームランと打点だろう。そろそろ目を覚ましてほしい。

*1:前のブログにも書いたけど、太田もやりづらそうで持ち味が半減しているように見える。

*2:もののほんによると「驚異的な集中力で予想以上の結果を出すことが可能になる状態」ということらしい。よく「ボールが止まって見える」などと表現することがあるけど、今の近藤はきっとそんな状態なのだろう。