わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

今の日ハム相手に涌井で負けるとは思わなかった...。

F6−1E

ちょっと目を疑うスコアになってしまった。

相手は主力選手の西川、中島、清水らに加えコーチら計13人の新型コロナ感染者を出した日ハムなのだ。
しかも直前までチームとしての活動を停止していて、陰性判定の選手たちも個別に調整して臨んだゲームだったはず。

主力を何人か欠いている上に調整不足とくればチーム状況は明らかに楽天に有利だ。しかも楽天の先発は今季負けなしの涌井。
「楽勝」と思って観戦していた楽天ファンは私だけじゃなかったはずだ。

ところが蓋を開けたらまさかの展開。
相手先発のバーヘーゲンも良かったが、投手戦というには点を取られすぎた。こう言っては失礼かもしれないが、最下位チームの1軍半を相手にエース涌井がここまで打たれるとは正直大誤算であった。
3回以降6回まで毎回失点。こんな涌井を移籍後初めて見た(ような...)。

打たれたのが近藤とか中田クラスというならまだ分かる。杉谷に先制のホームラン、万波にも2打席連続で打たれてしまった。
これも「層の厚さ」と言うべきか。ガムシャラに向かってきた若いパワー(勢い)にあれよあれよと押し切られてしまった感じである。

不調であってもゲームはそれなりに作れる涌井にしては珍しく(ゲームを)建て直せないまま降板する展開になってしまった。

油断したわけではないと思うが、どこかに隙はあったかな。
一方の日ハムはコロナ禍に襲われたことで逆にチームとしての団結が強まったのかもしれない。若い控えの選手たちもたまたま巡ってきた出場チャンスに目の色を変えて全力プレーしたことが良い方向に回った印象だ。いずれ不思議なパワーに圧倒されてしまったゲームに見えた。

今日の楽天先発はマー君だ。勢いづいた日ハム打線に対し、マー君がどんなピッチングで応戦するか。
そして相手先発の難敵・上沢を今度こそは攻略したい。

昨日も油断したわけではないと思う。だから「昨日のゲームで目が覚めただろう」とは言わない。ただ尻に火がついたというのはあると思うw。
前のカードも岸、則本で一つも勝てず。涌井、田中でまさかの連敗だけは絶対に避けなければなるまい。