わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

辛島が先発のときは、山川は全打席申告敬遠でいいんじゃないの...

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辛島と山川の相性の悪さ

 1点取られたら2点取って、2点取られたら1点取って、ライオン相手にがっぷりヨツの戦いぶり。先発の辛島は相手4番の山川との相性が悪い。...というか、悪すぎ。できればゲーム前に前もって全打席申告敬遠しておきたいくらいですw...。

 辛島が山川を毛嫌いしているのは、前の打順である外崎へのピッチングを見れば分かります。5回表の守備。2アウト2塁で打順はその外崎でした。ここは山川に回さずに外崎のところで終わりたい。その意識が強くなるのはしょうがないけど、あまりに強すぎて、バッター外崎と対戦しているはずが、意識はもう次の打順の山川に行っている。

  • 山川の前にランナーをためてはいけない
  • 山川に回したくない

 そう思えば思うほどストライクが入らなくなります。結局、外崎を四球で歩かせて打順は山川...。で、山川にタイムリー2ベースを打たれてしまいました。前の打順からあれだけ警戒(意識)していながら、やっぱり打たれてしまう。打つ方も打つ方だけど、打たれる方も打たれる方だと思います。たちまち2失点...。ホームランでなくて良かったね。....って、それなら最初から申告敬遠でいいんじゃないの、と思ってしまいます。

 ホームランバッター(大砲)の影響力ってすごいですね。で、ライオンズにはこの手の大砲が3人います。山川、森、中村、これに秋山、源田といった嫌らしいミサイルまである。いやあ、こんな打線を相手にしていたら身が持ちません、ほんとうに。

嶋がマスクをかぶる理由

 嶋はこのゲームでも走られ放題でした。今シーズン、まだ一人も刺せていないんじゃないでしょうか。それでも嶋を使うのは、辛島が先発だったから。辛島はキャッチャー嶋の良さが出やすい(分かりやすい)タイプのピッチャーです。

 別の言い方をすると、嶋は辛島の良さを引き出せるタイプのキャッチャーということ。辛島が好投したあとに決まって出すコメント、「嶋さんのリードのおかげです。」。これは岸のときも同じですね。岸の場合は「嶋のリードのおかげ」と呼び捨てになりますがw。嶋の要求どおりに投げられるピッチャーだけが出せるコメントですw。辛島もこっちの相性は良いのです。

 なので、辛島が代わったところで嶋もスイッチすべきかもしれませんね。今や嶋の持ち味はリード面だけになっています。それも辛島や岸だからこそ生きるリードとあっては、それ以外のピッチャーのときは「(嶋の)送球リスク」だけが残ることになります。嶋を代えない理由はありませんね。あれは何回だったでしょう...。ファーストへの悪送球でピンチを広げた場面がありました。運良く失点には繋がりませんでしたが、今のイーグルスにとってはキャッチャーの代えどきもポイントの一つかもです。

イーグルスの攻撃陣に変化が...

 それにしてもイーグルス攻撃陣は、ライオンとシーソーゲームを演じられるくらいの粘り強さが出てきました。これも浅村加入効果でしょうか。まだまだ好調とまでは言えない浅村ですが、さすがに勝負どころでは渋い一本を打ってくれます。あれこそが地力というやつです。シーズンが終わってみれば、それなりの成績をきっちり残している選手、やはり一流です。浅村の調子がこれから少しずつ上がってくるかと思うと実に心強い感じがします。

さいごに

延長10回裏に島内が危険球を受けて担架で運ばれるというアクシデントがありました。島内も最近流行りのフェイスガードをしていればなあ、と思っていましたが、当たったのは鎖骨付近だったようです。大きな怪我にならなければいいのですが...。