母と同居してから食事は私が作っているが、最近、心がけているのが「食事の量」。味や見た目はもちろん大事だが、意外と「食事の量」が重要なのだと気がついた。ポイントは「楽に食べ切れること」である。
ご飯の量については2人で0.5合炊くと前に書いた。ただこれも私と母で0.25合ずつというわけではない。ざっくり、母は0.15合で私が0.35合くらいだろうか。
初めの頃は栄養とか見た目にとらわれていろいろオカズを増やしがちだったが、まずは「食べ切れる量」かどうかにポイントを置くようになった。
なぜそう思ったか。母は出されたものはとにかく全部きれいに食べようとするのである。まるでそれが仕事かノルマでもあるかのように。
「残さず食べること」ガキの頃に私が母によく言われたことだ。
「昔の人」というとどこからそのラインを引くかが微妙ではあるが、少なくとも私の母の世代は「食べ物を残しちゃいけない」という意識が特に強いと感じる。なので食事のときは「味わう」のと同じくらい、もしかするとそれ以上に「食べ切る」ことに強く意識が向くようだ。
食べきれないと、食欲は満たしたはずなんだが表情は冴えない。「あぁ、全部たべた。」と言って食べ終わりたいのだ。
おかずの種類は普通で良いが、量は全体的に「ちょっと」でいい。種類を増やしたら量はちょっとずつ減らす。満たすべきは「食欲」よりも、食べ切ったという「達成感」のような気がしているw。