車で1時間半くらいのところに住んでいる妹からラインが来た。母が白髪染で使っている美容院があって、そこから「もう2ヶ月くらい来ていないけど、お母さん大丈夫?」というショートメールが入ったらしい。そういえば、私がこっちに来てすぐ、妹と一緒に母を美容院まで送って行ったことがあった。しかしそのあと行っていない。
私がこっちに来るまで、妹は月一で実家に泊まりに来ていたが、そのつど白髪染めと顔剃りなどに連れて行ってたそうだ。母はもともと面倒くさがり。足が不自由になったこともあってなかなか外へ出たがらない。「身だしなみに気を使わなくなるとボケが進むらしいよ」と、半ば脅して連れ出していたらしいw。
母に妹からのラインの話をしたら、「そろそろ白くなってきたなあとは思ってた」そうで、「午後がらいぐが...」と、すぐに自分の手帳を取り出し美容院へ予約の電話を入れてしまった。面倒くさがりの母をその気にさせるくらい「白くなっていた」ということだろうw。私はそんなもんだろうとぜんぜん気にならなかったけど。母にとっては「白髪=老婆、だらしない」もしくは「黒髪=命、きれい」のイメージが強いらしいw。
妹が母をその気にさせるときのフレーズではないが、「見た目を気にする」のはボケ予防的には良い兆候と言える。一緒に暮らすようになってから母の物忘れなどで気になるところが少しずつ見えてきていただけに、久々にホッとする母の反応と行動だったw。まだギリギリ大丈夫そうである...w。