「犬を飼う」という話がずっと棚上げになっていたが、ここにきてちょっと前進。週末に仙台へ帰り、その際に市内のブリーダーのところへ見学に行く予定を入れた。
前進した最大の理由は、難色を示していた母が「小さい犬なら構わない」と態度を軟化させたから。どうやら自分の手に負えない生き物と暮らすことに不安があったらしい。小さくて大人しい犬ならいいかな、と思ったようだ。
私が母に見せたのはチワワの子犬の写真。ただでさえ小さい犬種、その子犬だからもはや電池で動く玩具のような写真だw。チワワが大人しい犬かどうかは疑問だが、大きさ的に母も優位に立てると踏んだのかもしれないw。
当初は私の「散歩の相棒」ということで柴犬クラスの中型犬をイメージしていたのだが、いつの間にか母のセラピー犬的役割を求めるイメージに変わっていた。ただ、チワワなら私が直前に飼っていた犬種なのでその面での安心感はある。
仙台にいるカミさんに「見学に行こうと思っている」とラインで知らせたら「一緒に行きたい」という。ますます心強い。すぐに子犬を見学するための予約を入れた。カミさんのこの返事は私の背中をググッと押してくれたw。本当は少し迷っていたのだ。いや、実際のところまだ迷っている。
寿命が10年を超える生き物を飼うというのは考えたらけっこうな決断だ。犬より先にあの世には行けない。もちろん行く気はないが...w。そしてカミさんは子犬を飼う私の保証人的立場になる。そういう意味だ。
まだ見学という段階だが、見てしまったら「飼わない」という選択肢はたぶんない。その愛くるしさにノックアウトされるだろうw。覚悟を持って見学に行かなければならない。
ブリーダーには「生後56日を過ぎていない子犬は引き渡せない」というルールがあるそうで、今回見学を希望した子犬はすぐには持ち帰れない。一度戻って迎え入れる準備をして、また出直すことになる。
で、まだどこかに迷いがあるのは私自身が年を取ったということかもしれない。