マイカーが納車されたので、週末はそれに乗って仙台へ帰った。
私のカーライフはここ数年、レンタカーで間に合わせてきたが、やはり車というのは、ただの交通手段、移動のための道具ではないのだな。
マイカーというだけでレンタカーとは違ったワクワクする気分になるのがその証拠だ。子供の頃に新しいおもちゃを手にして興奮したときの感覚を思い出していた。この感覚はかなり久しぶりで懐かしい。
いい大人なんだから、というか、いいジジイなんだから、自動車は日常生活を円滑に行うための手段、もしくは道具にすぎない、そういう割り切り、境地に達したいところなんだが、軽自動車とはいえ、SUVなどという車種を選らんで、いざ目の前に来てみると、いやあ、うれしい、たのしい、こうふんするぅ。
このワクワク感を感じてしまうと、年甲斐もなく好きな車種を選らんで良かったとつくづく思う。
やはり車は「乗ってどこかに行きたくなる」ような、「乗っててワクワクする」ようでないとつまらない。単なる道具ではつまらない。
いざ、仙台へ。
前にブログに書いた「横手のメロンパン」をカミさんの土産にしようとフレンドールに寄って横手インターから秋田道に乗った。
今回は街乗りがメインだからと軽自動車にしたが、高速道を使って仙台へ帰ることを考えると、やはりターボ付きにすべきだったか。
…と思ったが、加速する感覚も乗り心地もほぼ普通車と変わらない。ターボなしでこの感覚、いやはや、これまでの「軽」のイメージは変えなくてはならないかも。
SUV車なので車高というか運転席からの目線もやや高めで実に気分がいい。ドアの開け閉めも重厚な音がしていい感じ。軽自動車なのに軽薄さがないw。
外観は「豆柴」っぽい可愛さで、正直、ジジイにはやや不釣り合いな感じもないではないが、いざ車に乗り込むと中はゆったり広々、先に書いたとおり、ドアを閉めるときの音も重厚だし、コックピットの装置とモニターに映し出される計器やデータも何パターンかあってジジイの男心をくすぐる。
今の軽自動車は侮れない。