わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

今江監督の初陣は飾れなかったが、スタメンに込められた監督のメッセージだけでも妄想してみようと思うw。

  • F4−2E

 日ハムとの練習試合は4−2で負け。練習試合とはいえ、今江監督の初陣だったから内容よりも「勝利」という結果が欲しかったところだが、むむむ...残念。最初の練習試合なのでスタメンにはメッセージ性を持たせたいとコメントしていた今江監督だったが、そのスタメン(メッセージ)は次のとおりだ。

1番DH 小深田

2番一塁 鈴木大

3番左翼 岡島

4番三塁 阿部

5番二塁 茂木

6番中堅 辰己

7番遊撃 村林

8番捕手 太田

9番右翼 田中和

 キャンプに入って最初の実戦。ま、日ハムは紅白試合を何試合かこなしていたようだが、楽天は初実戦。普通なら若手中心のオーダーでスタートさせるところだが、今江監督はあえてベテランと中堅クラスをズラリと並べてきたね。そこにはどんなメッセージが込められていたのだろう。以下妄想。

 1番の小深田、6番の辰己、7番の村林、8番の太田、このへんは「やって当然組」だろうか。ようするにレギュラー内定組という感じ。監督の心は「やってもらわないと困るよ...」...というメンバーだな。
 2番鈴木大地、3番岡島、4番阿部までは89年生まれの同世代組を置いた。このへんは「これまでの実績は認めるが競争では同じスタートラインだよ」というメッセージだろうか。
 そして5番茂木と9番カズキには「今シーズンはこの位置に居てもらわないと後が無いからな...」というニュアンスを感じる。

 で、ここからはテキスト速報による結果(数字)だけを見ての印象になるが、「やって当然組」はさすがにそれなりの結果を出していたようだ。監督としては先ずは一安心という感じか。特に昨年ブレイクした村林に早速結果が出たことは大きいね。
 そして89年組は大地と岡島に一本ずつ。阿部が2三振、しかも見逃しw。大地と岡島には開幕まで合わせてくるだろうという安心感があるが、阿部のスロースターターぶりは相変わらずで、期待していいかどうかまだよくわからん。いつまでも「右」のアドバンテージ頼りではどうかと思うが、阿部なりのペースというのもあるだろうから、もう少し静観。
 茂木、カズキの2人はやはり動画で見ないことにはなんとも言えない。結果だけからすると、まだ〈気負うところ〉が強いのかなという気もする。一本出て、その後からが本番だろう。

 初陣の先発を任されたのは藤井だった。〈今シーズンの藤井〉への今江監督の期待の現れだが、その期待のプレッシャーに負けずに無難にイニングを食えたのは収穫だ。スライダーもいいところに決まっていたようだし、先発ローテに一歩前進したかな。
 伊藤と西垣はリリーフ要員。ここもとりあえず合格。
 問題は松井友だ。この時期の乱調は調整不足という見方もできそうだが、失点の仕方から想像するに、おそらくもっと根本的なところに問題がありそう。荒削りで通用する時期もそろそろ終わり。本気で勝てる(失点しない)スタイルを確立していかないと...。