わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

田中の年俸はいくらが妥当か...。

 田中将大の年俸問題。契約更改のニュースはまだ入ってこない。
 楽天に戻って最初のシーズンが4勝、防御率3.01、2年目の昨年が7勝、防御率4.91。さすがに昨年の推定年俸4億7500万円は出し過ぎで、減俸制限の2億を超える減額があるかどうかで騒がれている。厳しいのは成績だけではない。安楽問題でのイメージダウンで人気面での陰りも見えてきた。(わたしは変わらずファンだけどねw)。減らすポイントはいくらでも出てくるが、高額年俸を維持するためのポイントがなかなか見当たらない。これまでの球団への功労と右肘クリーン手術による来シーズンの復活可能性をどこまで評価できるかにかかっているかな。
 今や楽天投手陣の大黒柱といっていい岸孝之の年俸が2億1000万、投手キャプテンの則本が3億だから、そこらへんを基準に折り合いをつけられるかどうか。岸、則本、田中の3本柱のバランスも重要だ。理想的には昨年の田中4.8億、則本3億、岸2.0というバランスなんだが、勝ち星だけからみると、岸9勝、則本8勝、田中7勝と反対になってしまった。



 楽天の場合、選手の年俸総額は12球団3位につけながら、選手満足度では最下位という費用対効果が最悪のデータもある。安楽問題で選手の間での田中の位置って実際のところどうなん...?というところにも光が当たった。これまでは普通にレジェンド扱いしてきたから、田中の高額年俸に不満のある選手などいないと思っていたが、安楽のバックにいる実は鼻つまみモノだったみたいなことだと、田中の契約更改の額によっては選手の不満が爆発しかねない可能性もある。ま、あくまで可能性という意味だ。
 このブログのプロフィールのイメージキャラはマー君だ。わざわざ「マーくん」と書き入れないと分からないくらいの下手くそなイラストでなんだが、ようするにわたしはマー君オシである。マー君オシのわたし的な感覚でいうと、なんとか3億くらいのところで折り合いをつけてもらえないだろうか、というのはある。「腐ってもマー君」なのだ。年俸で則本の下に置くわけにはいかない。あとは球団への功労だな。メジャーに行った後も毎年欠かさず仙台へ戻り則本や松井裕樹といったメンバーと一緒に自主トレをやってくれていた。その年のルーキーたちとの交流にも応えてきた。それにこのまま2桁勝てないまま終わるピッチャーとはとても思えない。3度目の正直ではないが、3年めとなる2024シーズンこそはきっと巻き返してくれるという期待を込めての3億、どうだ...。

 もう、バナナの叩き売り状態になってきたな。