交流戦まで残り4ゲーム
交流戦前までにいくつ借金が返せるか、と書いたのがたしか借金6のときでした。あのときは交流戦まで10ゲームくらい残っていたので、全部返済とはいかないまでも、かなり減らせるかも...、と期待を膨らましていたのを覚えています。
しかーし、交流戦まで4ゲームというところに来て、今の借金が9と、減らすどころか逆に3つも増やしてしまいました。交流戦はセ・リーグの各チームとの対戦となりますから、これまでのように必ず3チームは負けるというわけではありません。つまり、パ・リーグのほかのチームが全部勝ちというパターンもあれば、反対に全部負けということも出てくるわけです。
その意味で、交流戦はパ・リーグの他チームに大きく引き離される可能性もあるし、ぐぐぐっと差を縮める可能性もあります。最悪のパターンを考えると、できれば借金なしで交流戦に入って行きたかったところですが、それはもう無理です。逆に、交流戦での巻き返しだけが、イーグルスの生き残る道といえそうです。
交流戦の結果しだいでは、石井監督の辞任も十分考えられます。
昨日のゲーム
B8−0E
もういいようにやられたゲーム...でした。先発の田中は中10日の登板でしたが、リフレッシュしたわりにはボール自体に勢いが感じられません。低めに制球しきれない手頃なボールはもう打たれ放題という感じに見えました。
3回裏の2失点はショート山崎のエラーがなければ、防げたかもしれませんが、そうでなくてもいずれはバファローズ打線につかまっていたであろうしょぼいボールでした。4回83球10安打7失点、そのとおりのピッチングだったと思います。
田中のボールがしょぼく見えたのには、相手先発・山下舜平大のボールが別格だったからというのもありそう。ほとんどのボールが150キロ超え、しかもそのボールに球速以上の勢いがありました。テレビ画面から見てて感じるのだから、バッターにはどれだけ速く感じたことか、もう想像もつきません。
投打に完敗でした。
中10日の先発が5回持たず、例によって安楽、ソン、西口と主力リリーフ陣をつぎ込む展開。リリーフ陣の「やってられっかー」という心の叫びが聞こえてきそうです。