わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

大晦日は格闘技、元旦は...w

晦日は格闘技

RIZIN四天王

晦日の夜はコタツに入って「格闘技」。「紅白」はもう何年も観ていない。今年も紅白を見る気はなかったけれど、正直、今年の格闘技(RIZIN33)は特別観たいカードが見当たらなかった。それでも、じゃあどっちを見るんだ?...となれば、そこはやっぱり格闘技.....となるのだなw。

RIZINのドル箱選手といえば天心、朝倉兄弟(朝倉未来朝倉海)、堀口といったところが四天王なんだと思うが、一番好きな堀口選手は参戦してなかったし、天心くんはRIZINラストマッチのはずが相手がなかなか見つからず、最後は43歳の五味隆典でお茶を濁した格好だw。

那須川天心

ま、天心くんについては「天心vs武尊」のドリームマッチが6月に実現するらしいので、楽しみは半年先までとっておく感じだろうw。

一時はムエタイの天才ファイター・吉成くんとの大晦日のカードが噂されていたから、ちょっとだけ期待していたけど、結局は条件が合わなかったようだ。これについては吉成くん側が逃げたとかなんとかネット上でいろいろ言われていたようだが、真相は不明だ。ま、個人的には吉成くん側が「逃げた」というよりは、天心くん側の我儘(わがまま)が過ぎたのではないかと想像しているw。
天心くん側に有利な条件でマッチングが進められていく中で、吉成くん側の「落とし所」が見つからなかったということではないかな...みたいな。実績やら興行的な格といったところでは天心くんの方がはるかに格上なので、多少の不利な条件は飲まなければならなかったろう、しかし、ボクサーへの転向が決まっている天心くんとはいわば最初で最後の一戦、負けたらもうリベンジできない相手である。そことの折り合いが難しかったのではないかと思う。
ま、だからこそ、(格闘家としては)チャレンジすべきだったという声もありそう。天心くんほどの天才とは二度と出会えない可能性もあるから。それに、天心くんに勝てば一躍トップファイターの仲間入りだったわけだ...。いわゆる「ビッグチャンス」というやつだった。
なので、もうこうなったら、吉成くんは6月の「天心vs武尊」のドリームマッチで武尊が勝つことを祈るしかないだろうw。そして、いずれは「武尊vs吉成」のドリームマッチを実現させる、これしかないw。

朝倉兄弟

朝倉兄弟の試合は今年のRIZINの中では期待していた方だ。けど、ちょっと違った。兄弟の無双ぶりはすっかり影を潜め、たとえば兄の未来も前回破れた相手に勝つには勝ったけど、ま、普通のファイターのイメージで、圧倒するような強さは感じず。
弟の海くんも堀口選手に勝ったときはあのまま突き抜けそうな勢いがあったけど、今思えばあのときがピークで、堀口選手にリベンジを許したあとは、兄の未来と同じで普通のファイターにしか見えない。他を圧倒するパワーを感じない。今回もバンタム級のトーナメントで決勝戦に出たまでは良かったけど、決勝で簡単に敗れてしまった。前の試合で拳を骨折していたことがあとで公表されていたけれど、ま、そういう中でも勝ち抜いてこそ、初めて「おぉー、やっぱり違うな...」となるのであって、負けてその言い訳的に怪我を暴露されてもなあ...というマイナスのイメージばかりが残った。


そんなRIZIN33ではあったが、見どころがまったくなかったかというと、そうではない。次も注目したい選手を何人か見つけることができたのは良かったw。

三浦孝太

注目したのは三浦孝太くん。あのキングカズの次男である。まだ19歳。学生時代に格闘技の経験もなく、格闘技デビュー戦がいきなり大晦日RIZIN戦...って、親の七光りの為せる技とばかりにバッシングも相当数あったらしいが、見事に、そして爽やかに勝って見せた。
あれは絶対目立つでしょ、というド派手な衣装でリングサイドに夫婦で陣取って観戦していたキングカズがまたカッコよかった。あそこまで堂々と親バカぶりをやれるところがさすがだと感激した。
勝った三浦孝太くんはなんの躊躇もなく、リングを駆け下りてカズ親父の胸に飛び込んだ。普通だったら見ている方が恥ずかしくなるものだが、あそこまで堂々とやられるともはや感動しかなかった。リング上での三浦孝太くんのマイクパフォーマンス(あいさつ)も良かった。「僕のファンになってください...。」

はい、わかりましたw。

ホベルト・サトシ・ソウザ

今、RIZINで圧倒的な強さを感じさせてくれる格闘家がホベルト・サトシ・ソウザだ。レベルがぜんぜん違う感じ。令和のヒクソン・グレイシーとはよく言ったもので、できれば、朝倉未来とやってほしいと密かに思っているw。

伊澤星花

女子では伊澤星花総合格闘技5戦目であのレジェンド浜崎をTKOで倒しちゃったよ。今回のRIZINで一番びっくりした試合だったかも。まさに「怪物」登場という印象だ。まだ24歳でしょ。しばらく彼女から目が離せない。ツヨカワクイーンとか言われているRENAとか、同い年の浅倉カンナとの一戦を見てみたい。


新年一発めは格闘技の話題からになってしまった。しかも、少々話が長くなりすぎたw。「元旦は...」は「格付けチェック」のビッグボスのことを書こうと思いましたが、次の機会にしますw。こんな「わしログ」ですが、本年もよろしくお願いします。