わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

三木はもう、無理...。

H11−4E (10/18)

もう駄目だね、三木さん。「持っていない」ばかりか、余計なことばかりやってせっかく来た流れをこっちからみすみす手放すような采配になっている。

試合後の監督コメントからもぜんぜん分かってないのが伝わってくるし。「選手たちは頑張ったから責めないでほしい」的なコメントだが、「責められるのは選手たちでなく監督のお前だよ」と言いたい。そして、「こんな監督」の下でプレーをする選手たちが逆に気の毒でしょうがない。プロとしていろんな結果が出るのは分かるが、できるだけ良い結果となるように、ときには次につながる結果となるように厳しく采配するのがプロの監督、というか大将の器というものだろう。そもそも「勝ちにいった」采配がことごとくハズレているところにプロの監督としての資質を疑いたい。

明らかに余計だった三木采配を2つ。5回の攻防だったが、あの采配でゲームの流れは完全に変わったと思う。
本当は2つばかりではない。後半にもこまごまと「じっとしていてくれ」的な采配があったけれど、思い出すのも腹が立つので中盤の2つに絞って書く。


まず1つめ

  • 5回表の攻撃で2点勝ち越し。なお2死満塁のチャンスで下水流の打席に代打・銀次...。

このカードの下水流は間違いなくラッキーボーイ的存在であった。そのことが分からんかなぁ...。自分が「持っていない」から分からんのだろう、きっと。


2つめ

  • 5回裏に先発・瀧中からジョンソンへのスイッチ

瀧中よりもジョンソンの方が抑えられるというその判断基準が分からん...。

ほんとうにゲームの勝負どころ(流れ)、選手のメンタル的なことがぜんぜん分かっていない監督だと思う。瀧中が勝利投手を意識して乱れるとでも思ったか?。このカード、ラッキーボーイ(運を味方につけている)の下水流に以前までの下水流を重ねてしまったか?。いずれにしても、完全にトンチンカンな采配だったし、結果も当然裏目にしか出なかった。

正直、三木監督の選手起用では、選手の良さ(可能性)が生きてこないばかりか、選手の伸びる(化ける)チャンスを潰してしまっているような気がしてしょうがない。例えば、今回のゲームでは瀧中、下水流、ジョンソンの(伸びる)チャンスが潰された(摘まれた)。過去には松井裕樹、森原、そして内田とか。松井と森原は先発転向問題をずるずる引きずったことで、クローザーやセットアッパーとしての活躍のチャンスが潰されたし、内田についてはもう少し辛抱強く使い続けていれば化けるところまでいっただろうに、和田恋を途中で使うとか中途半端な起用で結局はどっちも生かせていない。黒川、安楽...。いつのまにか消えた選手の活躍は何だったのか。

「やらずに後悔するよりはやって後悔する」という三木イズムをこれまで応援してきたつもりなんだが、ここまで「持っていない」監督なのが分かると、いい加減「やらずに後悔する」ことも覚えてよ、という感じ。もしくは、「やって後悔」の「やって」の中に「じっと我慢する」というのも入れた方が良いのでは、と言いたい。

リードしたからと取り越し苦労でバタバタいろいろなことやってくるところに三木さんの頭でっかちの欠点、限界がある。三木さんは参謀向きではあるかもしれないが、大将の器に非ず。石井GMも昨シーズンのファーム優勝で見誤ったとしか思えない。

ということで、昨シーズンの平石監督解任劇を思い出していた。
ホークスとの今シーズン最終戦、マスクをしているのでよく分からなかったけれど、今やホークスのスタッフである平石コーチは楽天の今の状況を見てニンマリしていたに違いない。いや、鼻で笑っていたかな...。「今の楽天のメンバーなら俺の方がもっと上手く回していたはずだ。」みたいにね...。あぁ、悔しいったらありゃしない。三木はもう無理...という気分。

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謝るのは選手じゃない、お前たちだ...。