E4−5F (10/24)
まずは本題から
さて、昨日のブログにも書いたとおり、三木には思う存分タクトを振ってもらうとして、今後はそれに選手がどう応えていくかについて注目し書いていきたい。…と思っていたが、
- 1点リードで迎えた8回、松井裕樹からスイッチしたばかりのサブが先頭の中田に同点ソロを打たれてしまったとき
- 島内に代えてレフトの守備につけた小郷が9回に痛恨のエラーで勝ち越しを許したとき
気持ちは大きく揺らいだ。
ベンチが動いて選手を代えた途端に同点を許し、勝ち越しを許した。「もう、無理...」は卒業したつもりだったけど、いやぁ、無理だ。困った。
8回の同点弾。多くのファンが7回に近藤1人だけとの対戦で終えていた松井裕樹の回跨ぎを予想していた中でのサブへのスイッチだった。そしてサブは先頭の中田に一発を浴びた。
小郷のエラーも完全に打ち取ったレフトフライにショートの小深田が追いすぎたというのもあったが、その小深田が直前に小郷に譲り、小郷は追いついて追い越してバンザイしてしまった。というか、そもそも島内から小郷に代えた意味がわからん。
9回裏の2アウト1、2塁のチャンスに回ってきた打席も小郷だった。かろうじて次のロメロに繋いだけれど、あそこで島内だったらと思うと気持ちは複雑だ。そもそも相手に追加点を許すことはなかったと思うからなおさら複雑だったり。
いやあ、やることなすこと裏目なのは承知の介なのだが、当たらないばかりか墓穴を掘ってしまっているから厄介だ。
特にピッチングスタッフのやりくりが酷いよね。松井裕樹からスイッチしたサブも8回の1イニングもたずに寺岡にスイッチし、その寺岡も投げきれずに結局は酒居にスイッチした。
9回のブセのあと、仮に延長線となったときにはだれを投げさすつもりだったのか。ほんと、伊藤は大丈夫なのか。
「出し惜しみ」采配と揶揄される三木采配だが、結局は惜しんだツケをそのまんま選手に押し付けている格好(結果)になっていないか。
監督とコーチが近すぎて「お友達ベンチ」に見えるのは、ま、好みの問題としても、選手に気遣いが過ぎて結局は中途半端な起用になっていないか。楽天ベンチにはいろいろ書きたいテーマが多いのだが、それはまた次の機会にでも。
「鬼采配」この違いはあるよね、たぶん...。
full-count.jp
りんたろうは「卒業」したんじゃなかったの?
昨日のゲーム見て「留年になりそう」とか言ってたよ。
私、ラミレスを監督に推す会に入ろうかと思ってるの。
落合を推す会っていうのがあったら入ろうかなあ...
で、ここからはオマケ(各選手のことメモ)
石橋
石橋は立ち上がりがとにかく良かった。あの雨で幻となったゲームのときを思い出させる出来だったと思う。
マウンド上の仕草が涌井と重なって見えるときがあったが、それだけ丁寧に投げていたということだし、良い意味で集中していたのだと思う。
ところが3回。西川に食らった一発は若さゆえ。で、そのあとそれを引きずるところも若い、というか未熟。実に勿体ない。4回の近藤に打たれた大きいレフトフライに動揺、それがそのあとの中田、大田の2者連続四球へと繋がり、結果あっさり2失点。立ち上がりが素晴らしかっただけに実に勿体ない失点だった。石橋の課題はここらへんだな...。
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田中貴也
キャッチャーはGから移籍してきたばかりの田中。ピッチャーの新顔はなかなか出てこないけど、野手は使いたくなる選手がいるということだ。キャッチャーの田中は面構えがいいね。必死さが伝わってくる感じがあるのでベンチにも良い影響がありそう。
ただ、2回裏の0アウト1、2塁の場面で三振ゲッツーになった打席は力不足を感じさせた。バント失敗のあとにヒッティングに変えて2塁ランナーを走らせた。三振はないだろう前提のサインだが、移籍後初スタメンの選手にはややレベルが高すぎたかもしれない。ま、1軍だからそんな甘いことも言ってられないか。打てるか、小技ができるか、強肩か、リードが抜群か、何か特色がないと正捕手レースに残るには厳しいぞ...と。
で、2回めのチャンスにも打席が回ってきた。ここで「持っている」選手かそうでないかが分かるという場面だったが、見事タイムリー*1。「移籍」という憑き物が落ちた瞬間、いいね。...と思ったら続く小深田も逆転2ラン。呼んだね、田中のバッティングがw。
下水流
下水流は「いつもの…」に戻ってしまった。「浅村警戒」が徹底している相手バッテリーからすれば、6番に下水流は願ったり叶ったりだろう、一息つける打者になっている。
先日のホークス戦でのバッティングが良かっただけに、なにか掴んでいてほしいと願ったが、そういうわけでもなさそうだ。前日の福井もそうだが、カープからの移籍組はちょっと苦戦しているかな。リリーバーのサンタクロースは大丈夫だろうか。
さいごに(心の声)
(古田を推す会だけには入るなよ、みんな...)
*1:記念すべきプロ初ヒットになった。