「プロテクト外名簿」の交換
いよいよですね。美馬学と鈴木大地のFA移籍に伴う人的補償で「プロテクト外名簿」が交換されました。プロテクトされた28選手以外の選手名簿の中から楽天とロッテの各球団が人的補償としてほしい選手を指名するわけです。
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石井GMの方針はタイトルにあるとおり。
「投手を選ばれたら、こちらも投手、野手なら野手になるかな」
石井GMになってからの交換トレード
楽天からFA宣言した美馬をロッテが獲得し、ロッテからFA宣言した鈴木を楽天が獲得しました。これって結果的に美馬と鈴木を交換トレードしたような形ですので、それぞれの人的補償となると、これまた1対1の交換トレードのようなイメージです。なので最終的には2対2の交換トレードが行われた、そんな結果になるかもしれませんね。
さて、石井GMになってから次のような交換トレードが行われました。
- 古川侑利と和田恋(ジャイアンツとの交換)
- 菊池保則と福井優也(カープとの交換)
- 三好匠と下水流昂(カープとの交換)
一見winwinの交換トレードのように見えて、シーズン中の各選手の活躍を見ると微妙に相手チームがwinだったような印象もありますが、ただ、それはこちらから移籍した選手たちが向こうで開花しただけの話で移籍前の実績や状態はあくまで「等価」という評価で間違いなかったように思います。
古川と和田などはポジションが違うので互いのチームの補強ポイントという意味で等価だったということになりますね。
今回のFA補償がどちらも人的補償ということであれば、上の3つのトレードのようなwinwinの交換になってほしいものです。
涌井と安楽の交換!?...
さて、一部でロッテの涌井がプロテクトから外れたというニュースも流れています。楽天では安楽が外れたというような報道のされかたでしたが、涌井と安楽の交換となるとどうなんでしょう。
年齢的には相当の開きがありますが、この先数年の戦力という点だけを考えれば果たして等価と言えるのかどうか。どうみても「涌井>安楽」という(実)力関係のように見えますが。
単純に年齢だけ見れば安楽有利にみえる「将来性」も、これまでのピッチングから推測できる安楽の身体的な状態を考えるとかなり厳しいのではないかと個人的には思います。
つまり、「涌井と安楽」の交換のような結果になれば、これは楽天がwinと言えるのではないかと。
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