予想どおりの展開にウンザリ...
- E3-6F
「やっぱりこういう結果になりましたか...」という結果。あまりにも想像どおりの展開でガッカリを通り越してウンザリである。先制されたあとに一時は同点、逆転と盛り返す展開もあったが、先発の菅原は心配したとおり、逆転したすぐ裏のイニングですぐに同点に追いつかれた。
先発の菅原秀はどうよ...
菅原のピッチャーとしての才能はおそらく人並み以上のものがあるのだろう。佐藤義則コーチも前から先発で使おうと目をかけていたし、今シーズンもかなり熱心に指導していたようである。
そのせいか確かに以前よりはだいぶ成長しているように見えた。マウンドでの落ち着きも出てきたし、制球もそれほど悪くなかった。逆に制球が良くなった分、本来のポテンシャルが十分に出せていないんじゃないかという印象を持った。贅沢な感想であるw。
ただ、ゲームを作るということについては、「良いボールを投げる」だけでは不十分だ。相手打者との掛け引きであったり、踏ん張りどころでの集中力であったり、身体的なポテンシャル以上にメンタル面の強さを必要とする。1軍で勝てるピッチャーになるための必須条件である。
菅原秀の課題
その点、菅原は先頭打者を簡単に出しすぎである。逆転したすぐ裏のイニング(4回表)の先頭打者、同点に追いつかれた後、味方が勝ち越すまで踏ん張らなければならなかった5回表の先頭打者、どちらも簡単に出してしまい、そのまま得点に結びつけられた。
途中、野手に足を引っ張られる場面もあったけれど、失点のタネを蒔いた張本人はやはり菅原自身ということになる。先頭打者への入り方、気持ちの整え方を覚えないことには勝てる投手にはなれない。
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古川侑利がGの和田恋外野手とトレードだってよ...
ゲームの途中で古川侑利投手がジャイアンツの和田恋外野手とトレードされたというニュースが入ってきた。どちらも23歳。若手投手の中ではローテ入りのできる数少ない先発投手の一人である古川、トレードは勿体無いという声もありそうだが、裏を返せば相手の和田恋という選手がそれに値する外野手だということだろう。
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古川じゃなくてトレードに出してもいい投手は他にもっといるだろう、と思っているファンも大勢いらっしゃると思う。私が思いつくところを上げるとすれば、例えばAくん、Kくん、あとMくんとか。ちょっと年齢は食っているけどTくんでもいい。ただ、おそらく彼らとでは和田は出せない、とジャイアンツに言われたのだろうと想像する。つまり和田恋という選手はそれくらいの価値がある。裏を返せば古川を出してでも欲しくなる選手。石井GMの目指すチーム事情、価値観の問題でもある。
和田には右の大砲としての期待が掛かっているらしい。内田と競わせる構想のようだ。昨日のゲームにも出ていた三好とのトレードでカープから移籍した下水流も右の強打者としてのピースだ。さて、だれが一番先に化けるか。というか、古川を出して和田を獲ったことが吉と出るか凶と出るか、そういうことだ。
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古川移籍後の先発ローテ争いは...
話を戻す。古川が移籍し、もうすぐ則本が復帰するとなると、いよいよローテの残るイスはあと1つ...くらい。岸、則本、塩見、辛島、美馬、石橋...。菅原はこれで2回めの先発登板。他の若手投手の中では一歩リードという存在かもしれない。ただ、今のままだと藤平あたりに取って代わられる日もそう遠くない。というか、藤平が出てこないのもそれはそれで大問題、困るのだなw。
菅原よ、踏ん張るべし。
さいごに
昨日のスタメンの中では、2番・銀次(これは前にも書いた)とキャッチャー・山下というのが変だ。銀次と渡辺佳明を代えるべき。渡辺の方が今の銀次よりは戦略の可能性が広い。
あとキャッチャー。山下を使うくらいなら堀内か太田を使うべきだ。山下の出番があるとすれば、それは代打くらいだろう。山下のどこをどう評価すれば先発マスクになるのかサッパリ分からない。