楽天の浅村獲得には色々な議論がありました。
要するに「なんで楽天なんだ?...」というところが発端なんですが、それもそろそろ落ち着いたかなと思っていましたら、「東スポ」さんが大胆な記事を流してくれました。
楽天が浅村に示した契約条件は「4年32億〜36億円だった」というのです。
おいおい、本当かよ...。
ま、流れている契約条件が違っていたからといって契約が取り消されるわけではないので、「だから何だ?」というニュースではありますが。
www.tokyo-sports.co.jp
いち楽天ファンの感想です。
情報源はどこ?
新情報は西武関係者の間で駆け巡っているようですね。
西武は同じ金額の契約条件を提示しておきながら浅村を引き止めることができませんでした。球団としては「石井GMの言葉が刺さった」とか「直人や岸の存在」いうような曖昧な理由だけではこの事態を看過できなかった…。
納得できる理由を見つけろ!
....と球団の上層部が号令を出したかどうかは分かりませんが、きっと見つからなかったのでしょう。
たどり着いた理由は「最大年俸9億円の超破格契約が結ばれた可能性」でした(これしかなかったということでしょう)。
情報(金額)の根拠は?
記事の中に情報(金額)の根拠らしい内容はありません。ただ、西武内でささやかれている情報として
浅村の実際の契約はベースとなる年俸部分が6億~7億円。そこに最大2億円のインセンティブが付くと聞いている。イニエスタ級(推定年俸32億円)とまではいかないが、現在の日本球界では間違いなくトップクラス。それだけ本気の三木谷マネーがつぎ込まれたようだ。
と紹介されています。
だれがだれから聞いた情報なのか....。
イニエスタ効果
「ささやかれている情報」の中にも出てきますが、Jリーグのヴィッセル神戸がイニエスタを推定年俸32億円で獲得したことが効いているように思います。
イニエスタの獲得はインパクトがありました。イニエスタが日本のリーグにやってくるというだけでも凄いことですが、その年俸の金額があまりに破格すぎました。
それをやった三木谷さんです。浅村獲得にも「ささやかれている情報」くらいのことはやりそうだ...と思わせる効果がありました。
けつろん
楽天ファンの中にも、浅村選手の入団会見が行われるまでは「本当に浅村が楽天に来るのか?」と思っていた人は多かったのではないでしょうか。
それくらい信じられない展開でした。
楽天の出した「4年20億円」という契約条件はそれこそ破格のものでしたが、古巣である西武も同じ条件を出していたようですし、ソフトバンクなどは「4年28億円」という条件でしたから、だれもが(楽天は)どちらにも勝ち目はないと思っていたわけです。
それがあっさり「楽天入り」で決まりました。
「なんで楽天だったのだろう?」という疑問に今回の東スポさんの記事は見事に応えようとしています。さもありそうな内容になっていますw。
「可能性」と言ってしまえば、だれも否定できないし、真相を知る立場にある人がいたとしても、「真相は、実はこれこれこうなんですよ」と説明するとも思えません。
浅村と並んでFA先が注目された広島カープの丸選手ですが、巨人を選んだ理由を聞かれ「小さいときからの憧れ」と発言しカープファンが激怒したというニュースが流れました。
浅村選手の楽天への移籍にはいまだに納得できずに悶々としているファンの方たちが大勢いるに違いありません。西武関係者の間には、やはり「納得できる理由が欲しかった」、というか「(納得できる理由が)必要だった」ということでしょう。
「破格の年俸」というのが一番分かりやすいですもんね。
ま、いち楽天ファンとしては「金では動かなかった」という目で浅村選手のことを見たい気持ちはありますが...。