新・助っ人の弱点
広島を解雇され今度楽天に来ることになったニック・ターリーというピッチャー。いいピッチャーなのだが、カープにとっては見過ごせない致命的な弱点があったらしい。それは腰痛だ。...とカープファンのブログを読んでいたら書いてあった。ようするに怪我で本来のパフォーマンスを出せる期間が短いというわけだ。ターリーのNPBでの実績、2022年は45試合37イニング、2023年が44試合41イニングだったらしい。カープとしては60試合くらい登板してくれるピッチャーを必要としていたというのが、そのカープファンブロガーさんの分析だ。なるほど...。怪我のリスクが高いピッチャーなのはわかった。広島という仙台よりずっと温暖なところをホームとしていても腰痛に悩まされていたとなると寒い仙台で大丈夫だろうか...と心配になったw。
カープ時代の実績である44から45試合あたりの登板数となると、楽天でいえばソン(49試合)とか酒居(47試合)あたりになるが、ターリーの防御率1点台は抜きん出ていて、登板数の足りなさをカバーして余りある印象ではある。ただ、安楽の57試合登板はこれまた突出していたから、安楽のような起用を想定しての補強ではないのだろう。勝ちにつなげる上で最も効果的な起用法を見つけてほしいね。今江監督の起用法にかかっている...といっても今江監督はピッチャー出身ではないから実際のところは投手コーチの意見が大きく反映されるのだろう。永井コーチや青山コーチは知恵の出しどころだな。春先の寒い時期の調整にはくれぐれも細心の注意を向けて取り組んでほしいね。なんなら専用のスタッフをつけてもいいくらい。