- M7−3E
先発は今季未勝利の藤井。初回に2失点の立ち上がりでした。負け方がいつも一緒ですね。雨でコンディションが悪かったというのはありますが、制球が悪すぎました。
3回67球7安打3四球4失点。2点先制された裏に宗山のタイムリーで1点返しました。「得点した裏のイニングがポイント」はセオリーですが、そのイニングで押し出しの追加点を許し元に戻してしまったあたりにこのピッチャーの現在の限界が見えた気がします。
藤井の良さは「丁寧なピッチング」と言われます。しかし「丁寧なピッチング」と「逃げのピッチング」は違います。あれこれ考えすぎてゾーンで勝負できない。ボール先行でカウントを悪くし、ストライクを取りに行って打たれるパターン(ピッチングスタイル)は藤井のイメージの1つです。
5試合登板して未だ勝利なし。ゲームは作っている、味方の援護がない、と言われますが、攻撃の出鼻をくじく立ち上がりと一人相撲からの自滅の展開ではどっちもどっちです。