わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

3月の山寺、一の坊(作並温泉) 

3月の山寺

 雪の残る3月下旬の山寺(立石寺)に登った。今回の目的地は作並温泉だったので、ホテルにチェックインするまでの時間つぶしに山寺周辺の芭蕉記念館などを覗くくらいの感覚だった。ところが、カミさんが珍しく登る気まんまんで...w。

 仙台→山寺→作並温泉というコースは、JR仙山線で仙台駅から山寺駅まで行ってそのあとまた仙台方向へ逆戻り、作並駅で下車というコースになる。車だとほかのコース、例えばニッカウィスキー宮城峡蒸溜所の見学コースもあったが、移動手段がJRなのでこのコースになった。

 3月の山寺なんてだれもいないだろうと思っていたら、中国からの観光客らしき人たちとけっこうすれ違った。わざわざ3月の山寺に来るのかあ。むこうでは有名なんだろうか。ちょっとビックリ。
 雪もところどころ残っているから周囲の景色はまるで墨絵のような良さがある。登山道は多少ぬかるんでいたが、凍って滑るような感じでなかったからかえって良かった。3月下旬(春のちょっと手前)の山寺、案外おすすめかもしれませんw。



一の坊(作並温泉

 作並温泉はけっこう好きな温泉地で、ここに来るときの宿はいつも「一の坊」さん。フリーサロンの充実しているところが気に入っている。中でも一番のお気に入りがロビーに設置された暖炉である。薪を焚べている場所の周りにソファが並べられているのだが、そこに腰掛け、フリーの飲み物を持ってきて燃える焚き火を見て過ごす時間がいい。木の燃える香りが実にいい。あと燃えるときに出る音が好き。パチパチと火の飛び跳ねる音が心地良いのである。

 ビュッフェ方式の夜の食事(料理)もレベルが高い。ビュッフェ方式だとあれもこれもと食べすぎてしまいがちだが、満足度を上げるコツは本当に食べたいものだけを少しずついただくこと。食べないともったいないとばかりにあれもこれもと持ってくるのは禁物で、食べすぎてゲンナリする方がどれだけもったいないか...。

 何品かの料理を食べながらビールを軽く飲んだあと、早々に炊きたてのご飯とお味噌汁とお新香を用意した。で、これがまた最高にうまかったw。