わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

楽天のハズれドラ1は働き者でよかったw...。

 辰己もようやく契約更改した。2,700万円増の8,000万円での更改。ここまで契約更改の遅れた理由について、辰己からは「携帯が古くてメッセージ機能がなく連絡が届かなった。今年は楽天モバイルに変えたい。」といつものジョークで説明があったようだ。いちおう表向きはオフ直後から自主トレに入り交渉のタイミングが合わなかったということになっているようなので、そうなんだろうw。この段階で特に揉める理由も見当たらない。今年は辰年、自分の名前にちなんで優勝したいというのは冗談っぽく聞こえるが本音に違いない。
 彼は2018年のドラ1、ロッテに在籍する藤原の指名をはずしてのハズれドラ1だったが、今となっては結果オーライ。いい選手を獲ったと思う。今や楽天の看板選手の一人と言っていい。楽天の選手というと大人しいイメージの選手が多いけれど、彼はまったくべつもの。グランドの上ではもちろん、グランドを離れても、そのユニークな言動は注目の的である。何をやってもスベらないところがすごいよね。人を喰ったような性格が緊迫したゲームで結果を残せる資質なんだろう。記者とのやり取りの中で「将来的なメジャー挑戦」を匂わせた部分もあったようだが、ロッテの佐々木朗希のように慌ただしい目標ではなさそうだ。まだまだ応援できることを喜びたい。



 そんなわけで球団との契約更改が終わっていないのはロッテの佐々木朗希だけになった。すごいね、プロ4年目の22歳の選手がここまで契約更改で揉めるとは。あっちの「メジャー挑戦」は希望とかの段階をすでに過ぎ、「具体的にどうする...」というところでのせめぎ合いになっているということか。
 佐々木朗希は2019年のドラ1である。楽天もこのとき佐々木を1位で指名したが抽選でハズし、ハズれドラ1だったのが小深田だ。これも今となっては大正解だったということになる。小深田も辰己と並んで今や楽天には欠かせない選手の一人だ。メジャーに行きたい!などと駄々をこねる様子もない。地味だがやるときはやる選手、東北出身ではないが、東北人が応援したくなるタイプの選手になったw。いいね、コプちゃん。
 こうしてみると、2018年、2019年と楽天がドラ1で指名した選手はことごとくロッテに持っていかれたのだった。あのときは「ハズレた...」と悔しいドラフトになってしまったが、今となってはハズレだったのか当たりだったのか...。時間の流れの中のある一部分だけを切り取って決めるわけにはいかないということだな。