わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

釜田の熱いピッチングを見られたことだけが救いでした...。

L11−1E

昨日のブログに「いきなり3点先制されても...」と書きましたが、序盤に6失点では今のイーグルス攻撃陣でもなかなか簡単には返せません。しかも相手先発の本田はたまたま調子が良かったのか、味方の先制攻撃に気分が乗りやすいタイプだったのか、尻上がりに調子を上げていきました。イーグルスにはちょっといないタイプのピッチャーです。5回までに7点ビハインドの展開になりました。

さて、こっちの先発・福井ですが、立ち上がりは良かったのですが、どうしたのでしょう...、2回以降早くもボールが浮き始めました。抑えがきかない感じと言うのか、抜けている感じと言うのか。ボール先行でカウントを悪くして、ストライクを取りに行ったところを打たれる悪いパターンに陥りました。
前2回の登板が良かっただけに、ここでの変調は球場の暑さに負けてしまったのではないかという気がしないでもない。クリムゾンレッドのユニホームが汗でクリムゾンブラックになっていましたから...w。ただ、2イニングでへばっているようではいけませんな。34歳の涌井を見習いなさい、と言いたい。*1

3番手に森原が出てきましたね。4回、5回と投げました。6点リードの場面なのでリハビリにはちょうど良かったのかもしれません。
投げているときの印象が先日の則本とかぶってしまいました。簡単に言うと、「気の抜けた」ような印象です。ピッチングも同様。最近、このスタイルが流行っているのでしょうか。「力み」を取ったピッチングを目指しているのかどうかは分かりませんが、「力み」と一緒に「気持ち(気迫)」も抜けてしまったかのようです。
ま、2イニング1失点なので結果だけ見れば(そこまで)悪くないということかもしれませんが、あれではダメですね。もっとバッターに向かっていく姿を見せてほしかった。「病み上がり」と言ってしまえばそれまでなんですが...。

その点、6回からマウンドにあがった釜田は良かった。久々に勇姿を見せてもらいましたが、あのバッターに向かっていくスタイルが好きです。
なんですかねえ、同じボールカウントになるボールでも「逃げている」のと「向かっている」のとではぜんぜん違うんですよね。山川やメヒアとの対戦を見れば他のピッチャーとの違いは明らかですな。いいぞ、釜田!!
...と思っていたら、山川にタイムリーを打たれたところでベンチは津留崎に代えました。惜しいなあ。これも三木スタイルなので文句は言いませんが...。浅村も本田に2三振となったところでベンチに下がりました。三木スタイルです。

それにしても則本から始まる表ローテがズタズタですな。ま、いい流れで来たところを松井裕樹で緩めて、エースのところで逆流にしちゃう...みたいなところがあるので、そこをまた戻すというのも難儀なことです。
明日からは北海道に渡り日ハムとのカードです。則本に過度な期待は禁物なんですが、そろそろ軌道修正の兆しが見えてきてもいい頃です。というか、いい加減修正するか、それができなければ降格させるかしてもらわないと...。
則本の年俸3億、松井裕樹が2億5千、違和感が半端ないですが、しょうがないです。

*1:そういう福井も32歳なんですけどね。